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MERCEDES-AMG A 35 Sedan
前回のマイナーチェンジは2022年秋
メルセデス・ベンツAクラスは、2022年の秋に全グレードがマイナーチェンジを受けた。AMGラインナップのエントリーモデルである「メルセデス AMG A 35」にもアップデートが施され、AMGの象徴とも言える「パナメリカーナグリル」が初めて与えられた。
今回撮影に成功したのはテスト中のA 35と思われる。「45」のパワフルなエンジンは4本出しエキゾーストを備えるハッチバックとCLAクーペのみに搭載される。2本のテールパイプとセダンボディから、このプロトタイプはAMG A 35のテスト車両と考えるのが妥当だろう。
ごく僅かなエクステリアの変更
前後のライト、フロントバンパー、トランクリッド下部は部分的な偽装によって隠されている。ライトは現行モデルとまったく同じ印象を受ける。フロントバンパーのインテーク形状も大きく変わっていないようだ。
僅かな違いは、リヤに取り付けられたリップスポイラーに見られる。現行モデルとは異なり、CLAのリヤにボルトで装着されているものに似ている。また、この写真ではテープで覆われているが、Cピラーの付け根にブランドバッジがつけられているようだ。
Aクラス最後のAMG?
AクラスおよびBクラスは、2025年末までに廃止されるのではないかと噂されている。メルセデスは安価なコンパクトモデルを整理して、再びラグジュアリーブランドとしての位置づけを強化しようとしており、AMGとしては、A 35の販売終了前に最後のフェイスリフトを行う計画なのかもしれない。
現行のAMG A 35セダンには、306PSを発生する2.0リッター直列4気筒ターボが搭載されている。ライバルたちに対抗するため、最終バージョンでは20PS程度のパワーアップを施す必要があるかもしれない。