【スクープ!】 「メルセデスAMG A 35 セダン」がマイナーチェンジ?

【スクープ!】 「メルセデス AMG A35 セダン」プロトタイプを目撃「最後のマイナーチェンジか?」

フロントとリアに偽装を施したAMGのエントリーモデル「A35」を目撃。
フロントとリアに偽装を施したAMGのエントリーモデル「A35」を目撃。
「メルセデスAMG A 35 セダン」は2023年モデルでパナメリカーナグリルの採用や、ライト類の意匠変更、マイルドハイブリッドシステム導入などのアップデートを受けている。そのAMG最小モデルに、再びフェイスリフトが施されるようだ。

MERCEDES-AMG A 35 Sedan

前回のマイナーチェンジは2022年秋

Aクラスの全モデルは、2022年秋にマイナーチェンジが施されたばかり。
Aクラスの全モデルは、2022年秋にマイナーチェンジが施されたばかり。

メルセデス・ベンツAクラスは、2022年の秋に全グレードがマイナーチェンジを受けた。AMGラインナップのエントリーモデルである「メルセデス AMG A 35」にもアップデートが施され、AMGの象徴とも言える「パナメリカーナグリル」が初めて与えられた。

今回撮影に成功したのはテスト中のA 35と思われる。「45」のパワフルなエンジンは4本出しエキゾーストを備えるハッチバックとCLAクーペのみに搭載される。2本のテールパイプとセダンボディから、このプロトタイプはAMG A 35のテスト車両と考えるのが妥当だろう。

ごく僅かなエクステリアの変更

前後のライト、フロントバンパー、トランクリッド下部は部分的な偽装によって隠されている。ライトは現行モデルとまったく同じ印象を受ける。フロントバンパーのインテーク形状も大きく変わっていないようだ。

僅かな違いは、リヤに取り付けられたリップスポイラーに見られる。現行モデルとは異なり、CLAのリヤにボルトで装着されているものに似ている。また、この写真ではテープで覆われているが、Cピラーの付け根にブランドバッジがつけられているようだ。

Aクラス最後のAMG?

メルセデスは、AクラスとBクラスを廃止すると噂されており、エントリーAMGの最終バージョンになる可能性もある。
メルセデスはAクラスとBクラスを廃止すると噂されており、エントリーAMGの最終バージョンになる可能性もある。

AクラスおよびBクラスは、2025年末までに廃止されるのではないかと噂されている。メルセデスは安価なコンパクトモデルを整理して、再びラグジュアリーブランドとしての位置づけを強化しようとしており、AMGとしては、A 35の販売終了前に最後のフェイスリフトを行う計画なのかもしれない。

現行のAMG A 35セダンには、306PSを発生する2.0リッター直列4気筒ターボが搭載されている。ライバルたちに対抗するため、最終バージョンでは20PS程度のパワーアップを施す必要があるかもしれない。

メルセデス・ベンツ Aクラス ハッチバックと、メルセデス・ベンツ Aクラス サルーン。

メルセデス・ベンツのエントリーモデル「Aクラス」がマイナーチェンジし、PHVモデルの航続距離が大幅延長

メルセデス・ベンツは、エントリーモデル「Aクラス」の改良新型を発表。プラグインハイブリッド(PHV)を含む豊富なパワーユニット、ハッチバックと4ドアサルーンをラインナップし、上質なエクステリアデザインは細部にまでこだわって変更が施された。インフォテインメントシステム「MBUX」は、最新世代にアップデートを果たしている。

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著者プロフィール

石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…