【スクープ!】 MINI初のEV専用モデル「エースマン」のプロトタイプを目撃

【スクープ!】 MINI初のEV専用モデル「エースマン」は今年発表か?「ハッチバックとカントリーマンの中間に?」

MINI初のEV専用モデル「Aceman」のプロトタイプが一般道でテスト走行を実施。
MINI初のEV専用モデル「Aceman」のプロトタイプが一般道でテスト走行を実施。
ミニの新型クロスオーバーEV「Aceman(エースマン)」のテスト車両を捉えたスクープ写真を入手した。ブランド初のEV専用車として開発が進められており、ラインナップの中ではハッチバックと「カントリーマン」(日本名クロスオーバー)の間に位置するモデルだ。

MINI Aceman

コンセプトカーの外観を再現した量産モデル

今回撮影された「エースマン」のプロトタイプには車体全体にカモフラージュが施されているが、昨年の初めに目撃されたテスト車両よりも細部が確認できる。ヘッドライトとテールライトは量産型だと思われる。おそらく、ホイールも市販モデルに装着されるものだろう。市販車のエクステリアデザインは、2022年に披露された「コンセプト エースマン」と非常によく似た外観になりそうだ。

内装には、新型の電動モデルから導入されている円形の有機ELインフォテインメント・タッチスクリーンやヘッドアップディスプレイが搭載されるだろう。またインテリアも、先行のEVが採り入れたモダンな素材とクラシックなスタイリングを融合させたものになると考えられる。

新型のハッチバックEVと共通のパワーユニット

正式発表は今年行われ、来年から中国で生産が開始されるとみられる。
正式発表は今年行われ、来年から中国で生産が開始されるとみられる。

駆動系には、新型ハッチバックEVと同じシングルモーターに前輪駆動メカニズムが組み合わされると予想される。40kWhのバッテリーを搭載したベーシックモデルの出力は184PS(135kW)。54kWhパックを載せた場合は218PS(160kW)までパワーアップされるだろう。また、よりパワフルなJCWグレードが2026年に登場すると噂されている。

エースマンは、まず2025年に中国で生産開始されヨーロッパに輸出され、2026年には英国オックスフォード工場で生産が開始される予定だという。

MINI コンセプト エースマン日本初公開

未来のMINIを示唆する「MINI コンセプト エースマン」が日本初公開! 期間限定イベントを実施

3月2日を「ミニの日」となぞらえ、BMWは同社のMINIシリーズの未来を示唆するモデル「MINI Concept Aceman(コンセプト エースマン)」を、渋谷のThe ICEBERGにて日本初公開。3月3日(金)から5日(日)まで一般公開する。

キーワードで検索する

著者プロフィール

石川 徹 近影

石川 徹