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日本を含む31ヵ国で充電サービスを展開
メルセデス・ベンツは、世界最大級の公共充電ネットワーク「Mercedes me Charge」を通じて、シームレスな充電・決済システムをカスタマーに提供。2024年1月現在、1300を超える充電事業者が展開する150万ヵ所以上の充電ポイントを利用できるようになった。
メルセデス・ベンツは、国境を越えた密な充電ネットワークにより、31ヵ国のカスタマーに充電サービスを提供中。ヨーロッパには約60万ヵ所、アジアには80万ヵ所以上、北米には約10万ヵ所の充電ポイントが設置されている。また、持続可能で顧客重視の取り組みを強化しており、再生可能エネルギーによる電力の使用を推進している。
「Mercedes me Charge」の充電ステーションは、市街地、ショッピングモール、ホテル、高速道路沿いなど、主要な場所に戦略的に設置。ドイツだけでも10万ヵ所以上の充電ポイントがあり、ドイツ国内の全充電ポイントの90%以上をカバーしているという。また、全世界合計150万ヵ所の充電ポイントのうち、17万ヵ所は150kW以上の出力を持つ急速充電ポイントとなっている。
メルセデス・ベンツ・モビリティAGのフランツ・ライナーCEOは、「Mercedes me Charge」の現状について次のように説明を加えた。
「Mercedes me Chargeは、現在最も急速に成長している充電ネットワークのひとつです。2023年は、毎月平均4万ヵ所も充電ポイントが増加しています。ネットワークを拡充させながら、私たちはお客様に明確な価格設定と簡単なアクセスも提供しています。Mercedes me Chargeは、公共充電に対するお客さまからのニーズを確実に満たしていると言えるでしょう」
シームレスな充電プロセスを実現
「Mercedes me Charge」は、メルセデス・ベンツ車に搭載される「MBUX」マルチメディアシステムに統合されており、車内やアプリで簡単に充電状況をチェックすることが可能だ。エレクトリック・インテリジェンス機能付きナビゲーションは、充電ポイントを含め、快適かつ時間効率の高いルートを算出する。
充電ステーションにおける認証プロセスは、「MBUX」マルチメディアディスプレイ、「Mercedes me」アプリ、「Mercedes me Charge」RFIDカード、充電ポイント運営会社が展開するプラグ&チャージを通じて直接行うことができる。
カスタマーは「Mercedes me Charge」を通じて充電契約を結ぶことで、それぞれの充電ステーション運営会社と個別に契約を結ぶ必要はない。さらにメルセデス・ベンツは、透明性の高い料金設定を実現。ユーザーは充電を開始する前に、「MBUX」ディスプレイか「Mercedes me」アプリで、1kWhまたは1分あたりの具体的な充電料金と、フル充電にかかるコストを確認することができる。充電代金は、充電後に「Mercedes me Charge」を通じて、クレジットカードや口座に毎月請求される。