Ferrari  296 GT3

GTDプロクラス制覇を狙う296 GT3

1月21日に行われるデイトナ24時間レースの予選セッション「ロアー・ビフォア・ザ・24」に、フェラーリは5台の 296 GT3を送り込んだ。
フェラーリで豊富なレース経験を持つリシ・コンペティツィオーネは、多くのライバル勢が揃うGTDプロクラスに3名のファクトリードライバーを擁して参戦を決めた。

2024年シーズンのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦「ロレックス・デイトナ24時間レース」は、1月27日から28日にかけて決勝レースを開催。現在、開幕戦前にテストセッションと予選を行う「ロアー・ビフォア・ザ・24」が、1月19日~21日に本番と同じデイトナ・インターナショナル・スピードウェイを舞台に開催中だ。

リシ・コンペティツィオーネは、GTDプロクラスに62号車の296 GT3を投入。フェラーリのファクトリードライバーの3人、アレッサンドロ・ピエール・グイディ、ダビデ・リゴン、ダニエル・セラがタイトル獲得を狙って296 GT3でシーズンに挑む。

ヒューストンを拠点とするリシ・コンペティツィオーネは、2022年シーズンのGTDプロクラスにフェラーリ 488 GT3 Evoで参戦しており、2シーズンぶりのIMSA復帰となった。

4台の296 GT3が登場するGTDクラス

プロドライバーとアマチュアドライバーの組み合わせで参戦するGTD・クラスには、4つのチームから4台の296 GT3がエントリーを果たした。
プロドライバーとアマチュアドライバーの組み合わせで参戦するGTDクラスには、4つのチームから4台の296 GT3がエントリーを果たした。

アマチュアドライバーとプロドライバーによる組み合わせで争われるGTDクラスは、トリアルシ・コンペティツィオーネ(023号車)、AFコルセ(21号車)、コンクエスト・レーシング(34号車)、チェティラー・レーシング(47号車)が、296 GT3でエントリーした。

デイトナ24時間レースは、トリアルシ・コンペティツィオーネの023号車を、リカルド・アゴスチーニ、アレッシオ・ロベーラ、チャールズ・スカーディア、オノフリオ・トリアルシがドライブ。AFコルセの21号車は、ファクトリードライバーのミゲル・モリーナに、ケイ・コッツォリーノ、フランソワ・エリオ、サイモン・マンの組み合わせ。

コンクエスト・レーシングの34号車は、アレッサンドロ・バルザン、アルベルト・コスタ、マニー・フランコ 、セドリック・スビラツォーリ。チェティラー・レーシングの47号車は、ファクトリードライバーのアントニオ・フォコ、エディー・チーバー3世、ロベルト・ラコルテ、ジョルジョ・セルナジョットの4名が296 GT3で24時間レースに参戦する。

19日からすでにテストセッションがスタートしており、21日にGTDプロクラスとGTDクラスの予選を実施。この予選結果により、デイトナ24時間レースのスターティンググリッドが決まる。