スズキは、大型二輪車のストリートバイク「GSX-8S」およびスポーツバイク「GSX-8R」の一部仕様を変更し、2026年4月15日より発売する。また、「GSX-8R」には新色としてオレンジを追加し、こちらは5月26日より発売される。

共通の製品概要とエンジン特性

「GSX-8S / GSX-8R」は、日常の移動からツーリングまで幅広い用途に対応する、軽量で扱いやすい800ccクラスのモデルとして開発された。パワーユニットには総排気量775ccの水冷・4サイクル・2気筒 エンジンを搭載している。

クランク軸に対して90°に一次バランサーを2軸配置した独自の「スズキクロスバランサー」を採用することで、振動の抑制とエンジンの軽量・コンパクト化を両立した。また、今回の変更により、バイオエタノールを10%混合した「E10ガソリン」への対応が図られている。

ストリートモデル「GSX-8S」の特長

スズキの大型ストリートバイク「GSX-8S(キャンディダーリングレッド / マットブラックメタリックNo.2)」

「GSX-8S」は、ライダーの年齢やスキルを問わず、多様なライディングを楽しめるモデルを目指して開発された。

  • 電子制御システム:出力特性を選択できるSDMS(スズキドライブモードセレクター)や、3段階のトラクションコントロール、クラッチ操作なしでシフトチェンジが可能な双方向クイックシフトシステムを含む「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」を搭載している。
  • 車体・デザイン:軽量アルミ製スイングアームの採用により高い操縦性を実現した。外観はショートマフラーの採用に加え、エンジンやシートレールを露出させることで機能美を強調した斬新なスタイリングとなっている。

「GSX-8S」の主な変更点

メーカー希望小売価格の改定。
車載式故障診断装置(OBD-II)の最新監視要件に対応。
ターンシグナルの変更
カラーラインアップを「グラススパークルブラック/トリトンブルーメタリック」「キャンディダーリングレッド/マットブラックメタリックNo.2」「グラススパークルブラック/マットブラックメタリックNo.2」の計3色へ刷新。

スポーツモデル「GSX-8R」の特長

スズキの大型スポーツバイク「GSX-8R(トリトンブルーメタリック)」

「GSX-8R」は、「GSX-8S」をベースに、街乗りからサーキット走行まで対応するスポーツバイクとして構築されている。

専用装備:スポーツ走行に適したフルカウリングやセパレートハンドルを装備している。スズキのスポーツバイクのヘリテージを継承しつつ、機能部品を露出させた現代的なデザインが特徴である。

足回りの変更点:専用設計のフレームと大型ピストンを備えたサスペンションを組み合わせることで、高い走行性能と快適性を確保している。

「GSX-8R」の主な変更点

  • 既存の3色(青、白、マット黒)に加え、新色として「グラスブレイズオレンジ」を追加設定。
  • 車載式故障診断装置(OBD-Ⅱ)の監視要件に対応。
  • メーカー希望小売価格の改定。

販売価格と発売日

両モデルの価格(税込)は、「GSX-8S」が1,166,000円、「GSX-8R」が1,243,000円である。 発売日は両モデルとも2026年4月15日であるが、「GSX-8R」の追加色である「グラスブレイズオレンジ(QRE)」のみ、同年5月26日より発売される。