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クルマ用以外にも様々なジャンルに進出する「SEV」ながら、1年に2度のペースで定期的にクルマ向けの新製品を投入するなど、カーファンにとっては親しみ深い存在であり続ける。
すでに絶大なる認知度を誇るだけに、あらためて説明するのも野暮ったいが、施工場所のバランスを整え、ロスを減らしてくれるというのが基本的なSEV効果。エンジンからボディにそして内装に至るまで、様々な形態のラインアップを誇っている。
静粛性に剛性感の向上と、その効果は車両全体に行き渡る!
そのSEVの最新製品が狙うのは、車体全体に張り巡らされるワイヤーハーネスだ。
ご存知の方も多いだろうが、最近のクルマでは総延長にして10km、総重量は50kgに達するほど、ワイヤーハーネスはクルマを構成する部品のなかでも重要なパートとなっている。だからこそ、ちょっとした抵抗や滞留が、積もり積もって大きなロスになり、それが熱やノイズの発生にもつながってしまう。
最新製品『Sバランサー』はここに目を付け、SEVによるバランス効果をハーネスを通じて車体全体に行き渡らせ、様々な効果を生み出している。
本体の装着は、バッテリーや車両コンピューターに貼り付けるのが一般的。電気の流れを決める重要拠点に配置することで、関係する様々な箇所にSEV効果を行き渡せるリクツだ。一つだけでも十分効果的ながら、複数個の装着ではさらに隅々までSEV効果を行き渡らせることもできる。
装着位置や数を変えることによるチューニング効果にも注目!
結果的に得られる効果は、エンジン系はもちろん、ボディに足まわり、そして電子系部品にまで波及する。エンジンならよりスムーズに回り、足まわりではしっかり感が出てキビキビとした動きになるほか、車体とも密接に関係するブレーキング時でもはノーズダイブが軽減されたりと、その効果は一つではない。タイヤノイズを始め、静粛性が高まる効果もあり、複数個の装着でさらにその違いは顕著になるほか、装着場所を変えて違いを楽しむチューニング効果も期待できる。