メガーヌR.S.トロフィーより1本当たり2kg軽量な19インチアロイホイール「フジライト」の採用など、スポーティさが強調されたエクステリアデザインを実現
ルノー・スポールは、ルノーのスポーツモデルの開発のみならず、F1を始めとするモータースポーツをも担う組織として活動し、ルノーの技術開発、ブランドイメージ向上に大きく貢献してきました。これらの役割は今後、ルノー・グループの新たなスポーツブランドであるアルピーヌに引き継がれることとなったため、ルノー・スポールはその役割を終えることとなった。
ルノー・スポール最後のモデルとなる「メガーヌR.S.ウルティム」は、設立された1976年にちなみ、全世界で1976台が販売される。コーナリングスピードの向上を目的にロールを抑えたシャシー、トルセンLSD、 前輪アルミ製ハブ/鋳鉄製スリット入りブレーキディスクなど、クローズドコースでのスポーツ性能を高めたメガーヌR.S.トロフィーの性能と装備を受継ぎながら、ルーフとボンネットに配されたロザンジュをモチーフとしたブラックマットストライブ、ブラックアウトされたロゴ、1本当たりの重量がメガーヌR.S.トロフィーのホイール比2kg軽量なブラックの19インチアロイホイール「フジライト」の採用によって、スポーティさが強調されたエクステリアデザインを実現している。
ボディカラーは、イエロー系のジョン シリウス(メタリック)、オレンジ系のオランジュ トニック(メタリック)、ホワイト系のブラン ナクレ(メタリック)、そしてブラック系のノワール エトワール(メタリック)の4色が設定された。
センターコンソールには、ルノー・スポールモデルのテスト/開発ドライバーで、ニュルブルクリンク市販FF車の最速記録(当時)を持つロラン・ウルゴン氏のサイン入りシリアルプレートが装着される。
このたびの発表に際して、ウルゴン氏はこのようにコメントしている。
「メガーヌ R.S.は、私の15年におよぶルノー・スポールでの仕事を象徴するモデルです。メガーヌ2フェーズ2の登場以降、前輪駆動スポーツカーのリーダーであり続けるために、車の性能を絶えず向上させてきました。ニュルブルクリンクでの最速記録は、忘れられない挑戦であり、情熱、アドレナリン、興奮に満ちたものでした。そして今、メガーヌR.S.ウルティム……、私はこの素晴らしい物語の最後を飾るバージョンにサインできることを特に誇りに思います」
なお、メガーヌR.S.ウルティムの欧州での発売に伴い、メガーヌR.S.およびメガーヌR.S.トロフィーは生産を終了し、これらモデルの日本在庫がなくなり次第、日本での販売も終了する。
●「メガーヌR.S.ウルティム」専用装備&仕様
・ULTIMEマットブラックデカール(フロント・サイド・ルーフ・リヤ)
・ブラックルノーロゴ(フロント・リヤ)
・ブリリアントブラックフロントF1ブレード
・R.S.スポーツフェンダー(ブラックバッジ付)
・19インチアロイホイール“Fuji Light”(ブラック)
・ブリヂストン・ポテンザS007タイヤ
・サイドウィンドウモールブラックフィニッシャー
・ブリリアントブラックドアハンドル
・ブリリアントブラックリアディフューザー
・R.S. ULTIMEロゴ入りキッキングプレート
・ロラン・ウルゴン氏サイン入りプレート(シリアルナンバー付)
・専用デザインハンズフリーカードキー
・専用ボディカバー(室内用)