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RÄZOはカー用品の総合メーカーであるカーメイトがプロデュースするスポーツアクセサリーのブランドで、N1レースに参戦し、シフトノブとペダルを開発するところからスタートしたという。
フィーリングはもちろん視覚効果もいろいろ
シフトノブはおもに球状タイプ、丸棒タイプ、ガングリップタイプの3形状をラインアップしている。これは握った感触や見た目など、好みで選ぶといい。いっぽう同じような球状タイプでも、軽量なものは46g、重いものだと340gと、かなり幅のある重量差のものがラインアップされている。これによって異なるシフトフィーリングを実現している。
丸棒タイプ、ガングリップタイプもさまざまな重量のものがラインアップされているほか、2段階あるいは3段階の高さ選択機構が備わっているので、ストロークやハンドルからの近さも好みに合わせることができる。
もちろん、高さや重さといった数値上のスペックだけでなく、各形状カーボンルックやレザータイプ、レジンにネオクロームなど、カラーや材質が異なるものがラインアップされているので、見た目や感触の好みによっても選ぶことができる。なお、MT車だけでなくゲート式AT車にマッチするモデルもある。
競技のために突き詰めるだけでなく、運転を楽しむにも最適!
またRÄZOといえばシフトノブばかりでなく、ペダルにも力を入れている。見た目だけでなく、スポーツ走行時に操作しやすいような形状やサイズ、また滑りやすさや滑りにくさを追求したつくりになっている。もちろんこちらもカラーやデザインに趣向をこらし、魅力的なルックスになっているので、デザイン的にも大きな魅力になる。
シフトノブやペダルは、ハンドルと並んで、ドライバーがクルマを運転する際のインターフェイスとなる部分だ。その形状や寸法、重量や材質はスポーツドライビングの際の操作のしやすさやミスのしにくさに大きく影響する。またそれと同時にドライバーにとっての心地よさやモチベーションにもつながる重要な部分だ。そういったシフトノブやペダルに、これほどこだわっているブランドは、RÄZO以外にはなかなかないだろう。
もちろん競技に出るのなら徹底的にこだわってタイムを詰めるところだろうが、そうではない一般ドライバーが運転を楽しむうえでも、ちがいを作り出してくれるアクセサリーだ。