「第34回トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバル」が10月22日に愛・地球博記念公園で開催!

トヨタ博物館はこのほど、自動車文化の醸成と継承を目的に、地域に根ざしたイベントとして「第34回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」を、10月22日(日)に愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で開催すると発表した。

一般参加車両のクラシックカー約120台が長久手市の約14kmをパレード。未発表のトヨタ新型車も披露!

パレードマップ

メインプログラムの公道パレードは、多くの方に沿道で応援していただけるよう長久手の市街地を通過するコースとなっている。トヨタ博物館から愛・地球博記念公園まで、一般参加車両のクラシックカー約120台が長久手市の約14kmを走行。日米欧の自動車の歴史100年にわたる車列は圧巻だ。先導車は1960年製の初代クラウン、最後尾車は2022年発売のクラウン クロスオーバーがパレードをサポートする。

会場の愛・地球博記念公園
刷新されたロゴマーク

今年はロゴマークもリニューアル、一般オーナーの車両も約120台を迎え、コロナ禍で中止していたトヨタ博物館所蔵のクラシックカーの走行披露が復活。クルマや時代に合った衣装を身にまとったスタッフが来場者を迎える。原点に返り、楽しくクルマ文化に親しみ、参加オーナーも来場者も「リアル」に楽しめるイベントが展開される。なお、会場には未発表のトヨタの新型車が披露される予定だ。

キャデラック・モデル サーティ(1912年 アメリカ)
画期的なセルフスターターを備え、危険な手回しのクランクハンドルから開放されたクルマ。この始動装置のほか、またダイナモも備えたことから電気式ヘッドライトを標準装備したのも大きな特徴。
ダイハツ ミゼット DKA型(1959年 日本)
自動車が公共的な乗り物であったわが国で、大衆化は商業車からはじまった。それを決定づけたのが1957年に発売された三輪のミゼット。安価かつ扱いやすく、しかも軽免許で乗れることから爆発的なブームを巻き起こした軽自動車だ。
キャデラック・エルドラド ビアリッツ(1959年 アメリカ)
キャデラックの中でも1950年代のアメリカを象徴するモデルとして有名。クロームメッキを多用したバンパー一体グリルやテールフィンなどの大胆なデザインと、パワーウィンドウ、クルーズコントロールやパワーステアリングなど当時の最新技術が数多く取り入れられた。
トヨタ2000GT ”ボンドカー”(1966年 日本)
映画『007は二度死ぬ』(1967年公開)のために作られたクルマ。世界的人気の映画に日本車が採用されたこと自体がニュースになった。実用車の印象が強かった日本車のイメージを変え、自動車産業国として発展する日本を世界に示した。
トヨペット・クラウン RS21型(1960年 日本)
初代クラウンの改良型。乗用車として設計されたRS型は、国産車のモータリゼーションの出発点であり、日本の自動車業界へも大きな自信を与えたクルマ。乗り心地や耐久性など、すべてがバランスされた純国産車だった。今回のイベントではパレードの先導車を務める。
トヨタ・クラウン クロスオーバー(2022年 日本)
「これからの時代のクラウンらしさ」を追求し、「革新と挑戦」のDNAを受け継ぎつつ、ユーザーの多様な価値観やライフスタイルに寄り添う新時代のフラッグシップとして刷新。新型クラウン クロスオーバーは、セダンとSUVを融合させた革新的なパッケージで、これまでの概念にとらわれない、新たな価値を提供する。大径タイヤによる力強いスタイル、優れた乗降性と視界の良さを実現。新開発のデュアルブーストハイブリッドシステムによるトルクフルで気持ちいい走りと、進化を重ね熟成したシリーズパラレルハイブリッドシステムの上質で滑らかな走りを実現した。
■「第34回トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバル」開催概要
●日時:2023年10月22日(日)9:30〜15:30(パレード出発式は8:30〜トヨタ博物館にて実施)※雨天決行
●会場:愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
●入場料:無料
●参加車両:一般参加車両約120台/イベント用車両約9台ほか
●スケジュール
・クラシックカーパレード:8:30〜10:45
・車両展示:9:30〜15:30
※雨天の場合、内容が一部変更する可能性があります。プラグラムの詳細はトヨタ博物館公式サイトにてご確認を

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