ブラックのトルクレンチにサンドベージュの足場台……所有欲をも満たすスタイリッシュツール!!【CarGoodsMagazine】

形状や機能が変わらなかったとしても、カラーを変えるだけで使い勝手が向上したり、用途が拡大したりして、価値が向上することがある。ここではそんな魅力的なアイテムを2モデル、黒いカラーリングがほどこされたトルクレンチと、サンドベージュの風合いが与えられた足場台を紹介しよう。

目盛りの数字とボディとのコントラストで読みやすさ向上

自動車の各種ネジ類には規定された締め付けトルクがある。その規定トルクで締めることで、緩みにくく、かつネジ自体にも過大な負荷をかけることなく締結ができる。一般的なユーザーにとってもっとも使う頻度が高く、重要なのはホイールナットを締めるためのトルクレンチだろう。

トルクレンチは通常シルバーの金属色だ。それは必ずしも塗装する必要がないからだが、タイヤ交換用の各種レンチを発売しているBAL大橋から発売された新しいトルクレンチは、ブラックに塗装されていることが特徴だ。
このアイテムは、30〜180N・mの範囲でトルク設定が可能なプリセット型のトルクレンチ。17、19、21mmのアルミホイール対応薄型ディープソケットと150mmのエクステンションバーも付属する。

BAL『トルクレンチ ブラック 6pcセット(実勢価格:5980円/税込)』

ボディ全体はブラックだが、トルク値を表示する目盛りは本来のシルバーの金属色になっている。これによって目盛りの数字とボディカラーのコントラストが大きいため、トルク値が非常に読み取りやすくなるのだ。
老眼が始まったユーザーや、やや暗い場所で作業するときなどに特に威力を発揮するカラーリングだ。

目盛りとボディが異なる色で数値が読み取りやすいほか、設定値のズレを防止する設定値ロック機構もつく。

ナチュラルかつスタイリッシュな足場台なら見せてもGOOD

もうひとつは足場台だ。足場台は人間が乗って作業をするために使うほか、その上にものを乗せて作業をすることもできる。アルミでできているものが多く、その場合通常はアルミ地そのままだ。
しかし、DIYブランド『WHATNOT』とのコラボで誕生したこの足場台は、特徴的なベージュカラーにサンドブラスト加工でザラつきを持たせ、独特の風合いとなっている。伸縮する脚部までカラー処理を施しているこだわりの作りは高級感もある。

WHATNOT×Hasegawa『脚部伸縮足場台 サンドベージュカラー DRS-0780c(BE)(価格:2万8600円/税込)』

天板寸法70×30cm。高さは58〜80cmで調整可能だ。アルミ合金製で本体重量は6.1kg。最大使用質量は100kgだ。各脚は最大22cm伸縮できるため、傾斜や凹凸のある場所でも水平に設置できるほか、天板の高さを変えて使うこともできる。もともと脚立やはしご等のメーカーなので信頼性は高い。
道具としての基本性能は文句なし。さらにこのカラーリングのおかげで、単なる作業用の道具としてだけでなく、アウトドアやエクステリアの台、棚として使っても魅力的だ。

4本の脚はそれぞれ伸縮するので、地面の凹凸に合わせて調整できる。

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