軽自動車からSUV、ミニバンまで500車種以上に幅広く装着可能! 有機EL10型大画面ナビでカーライフをグレードアップ パナソニック 『ストラーダ F1X PREMIUM10 CN-F1X10BGD』 【CAR MONO図鑑★】

パナソニックのAV一体型ナビ、「ストラーダ F1X PREMIUM10 CN-F1X10BGD」は10型有機ELディスプレイを搭載し、業界トップクラスの美しい映像を展開。しかも軽自動車からSUV、ミニバンまで500車種を超える多くのクルマに適合する優れた汎用性も実現している。11月メーカー出荷分から2024年度版地図が搭載されている(※一部を除き2023年4月時点の情報となります)。

REPORT/PHOTO●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)

問い合わせ:パナソニック オートモーティブ
電話:0120-50-8729

ストラーダ F1X PREMIUM10 CN-F1X10BGD……オープン価格(実勢価格:26万円前後/税込)

10型大画面ナビながら多くの車種に装着ができる。写真はRAV4。
上質感あふれるボディと美しく鮮やかなディスプレイ
今回の取材はパナソニックのデモカー・RAV4(オーディオレス仕様)で行なった。

パナソニックのAV一体型ナビ、『ストラーダ』の最上級モデルとなる『ストラーダ F1X PREMIUM10 CN-F1X10BGD』。2DINサイズの本体に10型有機ELディスプレイを組み合わせたフローティングスタイルボディを持ち、なんと500車種以上の国産車に取り付けが可能。純正ナビに大画面ナビの設定が無くても、このモデルであれば一般的なモデルに搭載される7型画面に比べて2倍以上も大きな10型大画面のカーナビの装着が実現する。大きな画面はナビ利用時には必要な情報を素早く読み取れ、エンタメソース利用時には迫力いっぱいに感じられる。表示されるアイコンサイズが大きいのでタッチパネル操作も快適だ。

しかも独自のDYNABIGスイングディスプレイによって左右角度、前後角度、高さの調整が可能。画面の見やすさを一段と高められるだけでなく、エアコンの吹き出し口やハザードスイッチなどを避けた位置へのセッティングも行なえる。

左右各15°の角度調整ができるスイング機構を備える。
有機ELだから実現できた視野角180°。真横からでも映像がハッキリ見える。

写真のとおりルックスは上質感にあふれる洗練されたもの。バックライトを持たない有機ELディスプレイは最薄部が4.7mmと超スリムで前面パネルはフルフラット。さらにハードキーは前面から見えない上面に集中配置され『Strada』のロゴは背面部にさりげなく入る。細部まで徹底してデザインにこだわっているのだ。

ディスプレイの上面にハードキーを配置。最薄部はなんと4.7mm。
背面には『Strada』のロゴをさりげなくデザイン。マグネシウム素材で質感にもこだわる。

そして電源を入れれば有機ELパネルならではの高画質にだれもが驚くはず。高コントラスト、高い色再現性、180°の広視野角を備えるうえ液晶では難しい“漆黒”を表現でき、今までにない鮮やかな色合いを生み出している。そのうえAGAR低反射フィルム、エアレス構造などを組み合わせて外光が直接当たる状況下でも白っぽく見えずクッキリとしている。解像度は一般的なカーナビに採用されているWVGAより2.4倍も高精細なHD。地図表示もエンタメソースも業界トップクラスの美しさだ。

ブルーレイディスクや地デジを有機ELならではの映像美で堪能できる。
地図表示も抜群の美しさ。HD解像度に最適化されたHD美次元マップを採用する。
多彩なエンタメソースを高画質・高音質で楽しめる

ロングドライブ時の休憩時間や旅先でのリラックスタイムに楽しめるビジュアル系ソースには高感度で安定受信ができる12セグ対応の地デジをはじめ、このモデルだけのブルーレイディスク再生、スマホの映像を映し出せるHDMI入力端子などを持つ。また、スマホを介して自宅のレコーダー映像を見られるレコーダーリンク機能を搭載しており、地デジの電波が届かないエリアでもスマホの電波が届けば好みの番組を楽しむことが可能だ。もちろんいずれのソースも10型有機ELディスプレイならではのハイクオリティな映像と相まって、存分にコンテンツの魅力を味わうことができる。HDMI出力端子を利用すれば市販後席モニターとも接続が可能だ。また、厳選された高音質パーツを投入したストラーダサウンドエンジンやプロのレコーディングエンジニアがチューニングを手掛けた「音の匠」機能によって臨場感満点のサウンドも実現している。

レコーダーリンク機能は自宅に設置したレコーダーの映像をナビ画面でリモート視聴できる。
本体にはブルーレイディスク(DVDやCDの再生も可能)プレーヤー、SDメモリーカードスロットを搭載。
HD美次元マップと2024年度版地図で効率的なドライブを実現する

地図は高精細なHD解像度に合わせて新開発された“HD美次元マップ”だ。文字やアイコンが滑らかに描かれていて読み取りやすく、3D地図では主要な建物が立体&透過表現されている。市街地図は全国どこでも建物の形や道幅が確認できる詳細なもの。11月のメーカー出荷分からは最新の2024年版地図データが収録され、購入から3年間は無料で地図データ更新ができる(更新期限は2027年12月15日まで)。

このほか交差点の車線情報まで詳しくガイドし、初めての場所でもスムーズなレーンチェンジが行なえる親切なルートガイドや、音声によって目的地検索ができるボイスサーチ、ドライバーが運転に気を付けるべきポイントや高速道路上の逆走を知らせる安全・安心運転サポートなども備えている。高速CPUを搭載したダイレクトレスポンスⅡによってスムーズでスピーディなスクロール、スケール切り替え、ルート探索ができるのも嬉しい。

3D市街地図は緻密な表現が魅力。画面上で2本指を上下に動かせば2D/3D地図の切り換えができる。
2024年度版の最新地図データを収録している。制限速度や逆走を知らせる機能も持つ。

『ストラーダF1X PREMIUM10』ならばドライブのさまざまな場面で役立ち、一段と充実したカーライフが楽しめる。新車の購入を検討している人も、愛車のカーナビが古くて使いにくくなってきている人にも、ぜひ注目してほしい一台だ。

人気急上昇中のデリカミニにも10型大画面が違和感なくスマートな装着が可能だ。

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著者プロフィール

浜先秀彰 近影

浜先秀彰

 個人のYouTubeチャンネル「カーグッズチャンネル」を開設。業界では珍しいカーグッズ専門のライター/エ…