60年前に日本や欧州の道を庶民の足として走り回った大衆車や、1960-1970年代の日米欧の伝説的なスポーツカーなど、5つのテーマに分けて展示
トヨタ博物館では、クルマ館の常設展示車両140台のほかに400台あまりの歴史的に貴重な車両を収蔵している。今回は「お蔵出し展」と銘打ち、泣く泣く常設展示を見送っている収蔵車400台の中からレアな13台が展示される。
展示車両は、60年前に日本や欧州の道を庶民の足として走り回った大衆車、1960-1970年代の日米欧の伝説的なスポーツカー、1964年の東京オリンピックで選手の移動をサポートしたコミューターバス、日本車でありながら日本には導入されなかった海外市場専用車など5つのテーマに分けて紹介。展示車両は下記のとおりで、展示のたびに大人気となるクルマはもちろん、今回初めて目にする希少車もあるのでは? 同企画展では、活躍した時代も場所も異なる様々なクルマたちに出会える。
●トヨタ博物館・企画展「お蔵出し展」展示車両
【1950-60年代の日本と欧州の大衆車】
・DAF600(1959年/オランダ)
・トラバント 601 ユニバーサル(1965年/東ドイツ)
・三菱コルト1000F(1968年/日本)
【日米欧、憧れのスポーツカー3選】
・シボレー・コルベット スティングレイ(1963年/アメリカ)
・日産スカイラインGT-R(1970年/日本)
・ロータス・エランS4(1972年/イギリス)
【日本では見られない日本車】
・トヨタ・バンデランテ(2001年/ブラジル)
・トヨタ・ハイラックス VIGO(2005年/タイ)
・トヨタ・アイゴ(2006年/チェコ)
【昭和のコミューターバス】
・トヨタ・ライトバス(1963年/日本)
【トヨタ博物館が収蔵する二輪車】
・三菱 十字号 自転車(1947年/日本)
・三菱シルバーピジョン(1949年/日本)
・ホンダ・スーパーカブ CA100型(1962年/日本)