BYDのドルフィンが「ジャパンEVオブザイヤー2023」でグランプリを受賞! アット3は優秀賞を獲得

BYD オートジャパンはこのほど、日本で販売する「ドルフィン」と「アット3」が、「Japan EV of the year 2023(ジャパンEVオブザイヤー2023)」において、それぞれ「グランプリ」と「優秀賞」を受賞したことを発表した。

「300万~400万円台の手の届きやすい価格でありながら、EVとしての高い性能を備え、車両を選ぶ上で価格と性能のバランスが重視されていることがうかがえる」

ジャパンEVオブザイヤー2023」は、社会が求める魅力的なEVを選出するプロジェクトとして、EV充電器の普及でサステナブルな社会の実現を目指すエネチェンジ株式会社と、EV情報を発信する「EVSmartブログ」が主催となって、2022年から開催。「電気自動車を、みんなで選び、応援しましょう」をコンセプトに、その年の顔となるEVを選出。どなたでも参加可能な「一般投票」と、EV情報を発信するメディア関係者やEV関連企業などのキーパーソンによる「エバンジェリスト投票」の合計ポイントでグランプリ・優秀賞を選出している。なお、「ジャパンEVオブザイヤー2023」では、日本国内で2022年10月から2023年10月発売(受注開始)したEVを対象に18車種が選考対象となった。

3月1日に東京・品川で行われた授賞式では主催者から記念の盾が贈られた

今回の授賞についてEVsmartブログ編集部は、「300万~400万円台の手の届きやすい価格でありながら、EVとしての高い性能を備え、車両を選ぶ上で価格と性能のバランスが重視されていることがうかがえる」と評価している。

BYDドルフィン「グランプリ」受賞理由
BYDによる第2弾のEVとして昨年9月に日本市場に登場。バッテリー容量44.9kWhのスタンダードモデルが363万円。バッテリーが58.56kWhと大容量で出力やトルクも高めたロングレンジモデルは407万円でありながら先進運転支援機能のような装備も充実しており、コストパフォーマンスの高さが多くの方に評価された。このほか、グローバルモデルの車高が1570mmだったものを、日本の立体駐車場に入れやすい1550mmに下げるなど、国内市場に合わせた丁寧なローカライズを施している点も好評だった。
BYDアット3「優秀賞」受賞理由
BYDの日本進出第1弾で投入されたコンパクトSUVタイプのEV。バッテリー容量58.56kWh、 先進運転支援機能や電動パワーシートなどの快適装備がほぼフル装備で、価格は440万円(※)。国のCEV補助金が、発売当初は65万円だったものを、型式認定を取得して85万円に増額。BYDが日本市場に賭ける「本気」を示す1台であり、充実装備とコストパフォーマンスのインパクトが多くの支持を集めた。
※2024年3月1日(金)よりアップデート版アット3として税込450万円に価格を改定。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部