PPEプラットフォーム採用、最高出力380psを発揮するデュアルモーター全輪駆動システム搭載

発表直前、アウディ次世代電動SUV「Q6 e-tron」、市販型を最速プレビュー!

アウディ Q6 e-tron 市販型プロトタイプ スパイショット
アウディは3月18日、新型電動SUV「Q6 e-tron」を正式発表するとアナウンスするとともに、ティザーイメージを公開したが、スクープ班では、公式発表を前にフルヌードを激写した。
アウディ Q6 e-tron 市販型 ティザーイメージ

ティザーイメージでは、ヘッドライトとボディライン以外、ディテールはわからないが、プロトタイプでは、完全にクローズされたグリルを装備、その両方にスプリットヘッドライトと大きなエアインテークが配置されていることがわかる。

アウディ Q6 e-tron 市販型プロトタイプ スパイショット

ヘッドライトは、顧客が 8 つのデジタル・ライト・シグネチャーから選択して、好みのデイタイムランニングライトのデザインを表示できるという高度なシステムが採用されている。

側面に移動すると、柔らかな曲線と筋肉質なアクセントが見える。流行のフラッシュマウントドアハンドルは避け、従来のものが取り付けられている。そのほか、上向きに広がるベルトライン、傾斜したルーフが確認できる。

リアエンドでは、大型のスポイラーと、第2世代のデジタルOLEDテールライトが全幅ストリップバーで接続されている。

インテリアは、昨年のミュンヘンモーターショー(IAAモビリティ2023)で公開された。そこでは、11.9 インチのデジタルインストルメントクラスターと、Android Automotiveを搭載した14.5 インチのインフォテインメントシステムが採用されているほか、10.9インチの助手席ディスプレイも装備していた。どうやらそれは市販型でも反映される見込みだ。

さらに前方最大656フィート(200 メートル)に、方向などの情報を投影する拡張現実ヘッドアップ ディスプレイや、22スピーカー「Bang & Olufsen」プレミアムオーディオシステムなどの搭載も確認されている。

市販型では、ポルシェ「マカンEV」同様に「PPE」(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)を採用、100kWhのバッテリーパックと270kWのDC急速充電機能を搭載する予定で、30分以内に10~80%の充電が可能となる。このバッテリーは、最高出力380psを発揮するデュアルモーター全輪駆動システムに電力を供給することになる。

また、さらなるパフォーマンスを求める顧客は、最高出力490psを発揮するとみられる「SQ6 e-tron」に期待していいだろう。

Q6 e-torn は2024年下半期から販売され、約6万ドル中盤(約960万円)から始まると推定されているが、8万450ドル(約1千200万円)からのポルシェ マカンEVと比較するとお手頃な選択となりそうだ。

1 / 7

「発表直前、アウディ次世代電動SUV「Q6 e-tron」、市販型を最速プレビュー!」の1枚めの画像
アウディ Q6 e-tron 市販型 ティザーイメージ

2 / 7

「発表直前、アウディ次世代電動SUV「Q6 e-tron」、市販型を最速プレビュー!」の2枚めの画像
アウディ Q6 e-tron コックピット

3 / 7

「発表直前、アウディ次世代電動SUV「Q6 e-tron」、市販型を最速プレビュー!」の3枚めの画像
アウディ Q6 e-tron 市販型プロトタイプ スパイショット

4 / 7

「発表直前、アウディ次世代電動SUV「Q6 e-tron」、市販型を最速プレビュー!」の4枚めの画像
アウディ Q6 e-tron 市販型プロトタイプ スパイショット

5 / 7

「発表直前、アウディ次世代電動SUV「Q6 e-tron」、市販型を最速プレビュー!」の5枚めの画像
アウディ Q6 e-tron 市販型プロトタイプ スパイショット

6 / 7

「発表直前、アウディ次世代電動SUV「Q6 e-tron」、市販型を最速プレビュー!」の6枚めの画像
アウディ Q6 e-tron 市販型プロトタイプ スパイショット

7 / 7

「発表直前、アウディ次世代電動SUV「Q6 e-tron」、市販型を最速プレビュー!」の7枚めの画像
アウディ Q6 e-tron 市販型プロトタイプ スパイショット

キーワードで検索する

著者プロフィール

APOLLO 近影

APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…