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昭和の名戦車「74式戦車」ついに完全引退! 2024年3月をもって本州から戦車部隊が消滅【自衛隊新戦力図鑑】
昭和の名戦車「74式戦車」ついに完全引退! 2024年3月をもって本州から戦車部隊が消滅【自衛隊新戦力図鑑】 | 2枚目の写真(全4枚)
この3月で完全引退を迎えた74式戦車。日本が諸外国と肩を並べた戦車であり、1974年から半世紀にわたって日本の防衛の最前線にあった。写真は教育部隊である機甲教導連隊の車両。実戦部隊から74式戦車が完全引退するのにともない、教育部隊からも74式戦車は消える。
搭載する砲は105mmライフル砲。当時の西側戦車の標準的戦車砲だったイギリス製L7A1砲をもとに日本製鋼所が製造したもの。105㎜ライフル砲は、近距離よりも中遠距離目標に対する射撃を得意とする。74式戦車は、身を隠して遠くの敵を待ち伏せて狙い撃つコンセプトを持っていた。
こちらは第3戦車大隊所属の74式戦車。同大隊は2023年3月に廃止されている。
陸上自衛隊最大の火砲、203mm自走榴弾砲。非常に強力な砲弾を撃ちだすため、砲そのものが非常に太く大きいことがわかる。射撃時には大きな反動を受けるため、車体は踏ん張りの効く履帯を装備する。北海道の第104特科大隊の廃止をもって、こちらも引退となった。
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