Q6 L e-tronは、3月に発表した「Q6 e-tron」のロングホイールベースバージョンとなる。
アウディはこの他にも様々なモデルを発表予定で、他にBMWの「i4」改良新型や、MINIの新型モデル「エースマン」のワールドプレミアも予想されている。
公開された数枚のティザーイメージはシートが被せられているため、ホイールベースがどの程度延長されたかを判断するのは困難だが、スパイショットでみられたY字に開いているLEDテールライトが浮かび上がっている。
Q6 L e-tron は、長春にある一汽アウディ新NEV工場で生産され、おそらく標準モデルとパワートレインを共有すると思われる。もしヨーロッパバージョンを反映する場合、100kWhのバッテリーパックと、最高出力387psを発揮するデュアルモーター全輪駆動システムが期待できるだろう。
また、BMW i4は、ブーメラン型のLEDデイタイムランニングライトを備える新設計のヘッドライトなど、ICE搭載4シリーズと同じビジュアルのアップデートを取得、航続距離が大幅に伸びる可能性がありそうだ。
一方MINIエースマンは、ハッチバックEVの「クーパー・エレクトリック」と同じバッテリーとシングルモーターによる前輪駆動となることが期待されており、40kWhバッテリーを搭載した基本モデルでは、最高出力184psを発揮。54.2kWhパックを搭載したより力強いグレードでは最高出力224psを発揮することになりそうだ。
続々とニューモデル登場が予想される「オートチャイナ2024」まであとわずかだ。