2024年1〜3月の3カ月の国内登録台数は740台で、プレミアムBEVセグメントの車種としては首位に肉薄する水準
EX30は昨年11月に日本で販売開始。車両の登録は2月下旬から開始しており、これまでの受注分やサブスクリプション利用者へのデリバリーが順調に進んだため、3月の登録台数が伸長した。2024年1〜3月の3カ月の国内登録台数は740台で、この数字もBEVプレミアムセグメントの車種としては首位に肉薄する水準となっている。また、同期間のボルボ・カー・ジャパン全体の新車登録に占めるBEV比率(※)は25.3%となり、過去最高のBEV比率となった。
※EX30、XC40リチャージ、C40リチャージを合わせた登録構成比
EX30は、標準的な機械式立体駐車場に対応するボディサイズ(全長4235×全幅1835×全高1550mm)に、ボルボ車に期待される安全性、サステナビリティ、最先端のテクノロジーとこだわりのスカンジナビアンデザイン、そして、新しいユーザー体験のすべてが凝縮されている。十分な航続距離(WLTCモードで560km)とパワフルな走りを併せ持ち、上級モデル顔負けの充実した標準装備を誇る。
ボルボ史上最も小さな電気自動車であるEX30は、設計の段階からサステナビリティを念頭に置いて造られている。BEV専用のプラットフォームを使い、生産を含めライフサイクル全体にわたる二酸化炭素排出量削減に取り組み、内外装の素材にも配慮することで、既存のEVであるC40リチャージやXC40リチャージと比較して二酸化炭素排出量を25%削減している。
ボルボ・カーズは、2040年までに温室効果ガス排出量をネットゼロにするという目標を掲げており、その達成へ向けて2030年までに完全なEVメーカーになることを表明している。EX30は、この目標に大きく貢献するモデルであり、着実に前進していることを示している。