メルセデス・ベンツ新型『G 580』登場! 電動化されたゲレンデヴァーゲンは最大1164Nmのトルクと航続距離473km!

メルセデス・ベンツは、EQシリーズの電動テクノロジーを搭載した、新型メルセデス『G 580』を発表した。1979年から続くゲレンデヴァーゲン・モデルシリーズの伝統を受け継ぎながら、先進の電動ユニットを統合させ、唯一無二のモデルとなっている。従来型と同様、ラダーフレーム・コンセプト、選択可能なLOW RANGEオフロード・ギヤ・リダクション・システム、独立フロント・サスペンション、リヤ・リジット・アクスルを採用。駆動モーターを4基搭載し、総出力587PS、最大トルク1164Nmを発生する。

伝統のラダーフレームに組み込まれた最新の電動技術

新型Gクラスのラダーフレームに組み込まれた116kWhの高電圧リチウムイオンバッテリーは、低重心を実現し、最大473kmの航続距離を実現している。車載バッテリーは、水や汚れの侵入から保護するため、耐ねじれ性のケーシングに収納されており、カーボンを含むインテリジェントな素材を組み合わせたアンダーボディプロテクションにより衝撃から保護されている。

新しい電動Gクラスの動力源は、ホイールの近くに配置された4つの個別制御モーターだ。これらのモーターはラダーフレームに組み込まれ、最大総出力587PS、最大トルク1164Nm(編集部換算値)を発生する。モーターから出力されたパワーは、トルクベクタリングにより、バーチャル・ディファレンシャルロックを発生する。

電動Gクラスの革新的なドライブ・コンセプトは、オフロードでの使用に適した独自のドライビング機能として、G-TURN、G-STEERING、インテリジェント・オフロード・クロール機能を搭載。G-ROARサウンド・エクスペリエンスには、Gクラス専用のドライビング・サウンド、“オーラ”、さまざまな“イベント”サウンドが含まれている。

伝統のスタイリングながら電動化に対応したスタイリング

電動Gクラスでは、従来のゲレンデヴァーゲンを踏襲しながら、独自のスタイリングに仕上げられている。わずかに高くなったボンネット、新しいAピラートリム、ルーフのスポイラーリップ、リヤホイールアーチフレアのいわゆる“エアカーテン”は、エアロダイナミクスと車内騒音の最適化に貢献している。

車載システムとして搭載されるMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)インフォテインメントシステムは、タッチコントロール付き31.2cm(12.3インチ)ドライバー&メディアディスプレイを標準装備している。先進のセーフティ&アシスタンスシステムも標準装備される。

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