インテリジェントセダンをGR化?
トヨタは「退屈な車」の製造をやめると宣言して以来、7年間で大きな進歩を遂げ、ヤリスやカローラなどのモデルを、クラストップのホットハッチバックに変身させてきた。そして今度は、オーソドックスなカムリにも大きな進化をもたらす可能性があるという。
お馴染みデザイナーのTheottle氏が提供してくれた予想レンダリングは、「GRカローラ」から流用したコンポーネントを使用、「GRカムリ」の予想CGを完成させている。
大幅にフェイスリフトされたカムリは、すでに非常に印象的ではあるが、同氏の手でより刺激的になっている。
製作はGRカローラのフロントエンドをカムリに移植することから始まり、セダンのプロポーションによく合うように形状を微調整したという。カムリのヘッドライトも残されており、アグレッシブなバンパーデザインや、ホットハッチの大きく広がった黒いグリルと非常にうまく調和している様子が見てとれる。
そのほかの調整では、タイトなスポークのブラックGRホイールを装着。フレア状のフロントとリアのフェンダーが取り付けられているほか、GRカローラのサイドスカートを流用している。
改良はリアセクションにも続き、固定ウイング、着色されたLEDテールライト、ユニークなバンパー、ブラックアウトされたディフューザーを装備、3本出しマフラーはかなり刺激的だ。
注目のパワートレインだが、現段階で入っている情報では、GRカローラから1.6リットル直列3気筒ターボエンジンと全輪駆動システムのアップグレード版を採用するか、直列4気筒ターボエンジンなどの大型エンジン搭載が予想されている。