【動画あり】映像作品『レジェンドレーシングドライバーかく語りき』の一般公開が開始!“第1回日本グランプリ”を伝説的レーサー3名が振り返る

日本モータースポーツ界において輝かしい実績を残したレーシングドライバーたちによって構成されているレジェンド・レーシングドライバーズ・クラブ(LRDC)。LRDCは伝説的なドライバーたちの証言を後世に残す映像作品を制作しているが、その第1作が一般公開された。

レジェンド・レーシングドライバーズ・クラブ(LRDC)は5月31日、日本におけるモータースポーツの歴史を語り、映像として残すプロジェクト『レジェンドレーシングドライバーかく語りき』の第1作をYouTubeチャンネルで一般公開した。

『第1回日本グランプリ開催』に出演した多賀弘明氏(左)、津々見友彦氏(中央)、大久保力氏(右)。

LRDCはモータースポーツ界において輝かしい実績を残した日本のレーシングドライバーにより構成される団体で、日本モータースポーツ黎明期を創造した大久保力氏、長谷見昌弘氏、黒澤元治氏、菅原義正氏らをはじめ、鈴木亜久里氏、中嶋悟氏、星野一義氏らが会員として所属する。

日本におけるモータースポーツの歴史や経験を後世に語り継ぎ、さらなる発展と社会に貢献する活動をしており、最近では、黎明期から活躍したレーサーが当時の競技シーンやモータースポーツを取り巻く環境やエピソードなどをカメラの前で語る、全6本からなる映像作品『レジェンドレーシングドライバーかく語りき』を進めていた。

クラウドファンディングも活用したこのプロジェクトでは、支援者を対象に先行視聴配信を行っていたが、このたび第1作の『第1回日本グランプリ開催』の一般公開した。

このエピソードには、多賀弘明氏、大久保力氏、津々見友彦氏の3名が出演。第1回日本グランプリが開催された1963年当時の写真や資料を交えながら、各人のエントリー経緯やレースの模様、大会を取り巻いた当時の環境のほか、日本のモータースポーツが自動車業界に対して果たした役割や、今後の提言などが語られている。

『レジェンドレーシングドライバーかく語りき』の収録の様子

『レジェンドレーシングドライバーかく語りき』の映像は今後も順次一般公開されていく。配信予定は以下の通り。

●第1回日本グランプリ開催
 対談:多賀弘明×大久保力×津々見友彦
 一般公開日:5月31日(金)

●90年代のF3000やF1について
 対談:片山右京×中谷明彦
 一般公開日:6月30日(日)

●フェアレディ Z と海外遠征にについて語る
 対談:柳田春人×桑島正美
 一般公開日:7月31日(水)

●マツダのハコロータリー、ル・マンについて
 対談:関谷正徳×寺田陽次郎
 一般公開日:8月31日(土)

●全日本ツーリングカー選手権を語る
 対談:長谷見昌弘×福山英朗
 一般公開日:9月30日(月)

●近藤真彦、師匠 星野一義とレース人生を語る
 対談:星野一義×近藤真彦
 一般公開日:10月31日(木)

■Legend Racing Drivers Club Youtube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC5G4WbtXwdCEQ_HqE6hemJA

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