量産型をフルヌード撮影成功!ジェネシス高性能セダン「G80 EVマグマ」が公開直前

ジェネシス G80 EV マグマ 市販型プロトタイプ スパイショット
ジェネシスは、北京モーターショー2024にて「ジェネシス G80 EV マグマ コンセプト」を公開したが、その量産型をフルヌードで撮影に成功した。

マグマ仕様ではデュアルモーターから、最高出力が少なくとも652ps、最大トルクは770Nmに達する可能性も

ジェネシス G80 EV マグマ 市販型プロトタイプ スパイショット

韓国のヒョンデが展開する高級車ブランドであるジェネシスは最近、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でG80 EV マグマ コンセプトの「グローバル ダイナミック デビュー」を行う計画を発表。トレーラーに積まれた量産型は、北京オートショーで公開されたコンセプトとは異なっていることがわかった。

撮影されたプロトタイプは、鮮やかなオレンジ色の塗装の他に、以前のコンセプトで使用されていたビードロックスタイルのホイールが廃止され、代わりに、ダーク仕上げのより伝統的な軽量ホイールが採用されている。

リアドア下部には「Designed by Genesis」グラフィックが見られていることも確認できる。オリジナルのコンセプトの内装には、「Acme Blue」の外装に揃えた青いアクセントがほどこされていたが、おそらく刷新される可能性高いという。

ジェネシス G80 EV マグマ 市販型プロトタイプ スパイショット

エクステリアは、幅広のフェンダーを装着、よりスポーティなフロントバンパーと力強い吸気口を備えたアグレッシブなフロントエンドを装備している。足回りには21インチホイールを履き、新設計のリアバンパーと、ディフューザー、ダックテールスポイラーを組み合わせたスタイリッシュなリアセクションも見てとれる。

内装には、アルカンターラの張り地とキルティングレザーのシートを配置、おそらく、12.3インチのデジタル計器クラスターと14.5インチのインフォテインメントシステムが組み合わされるだろう。

G80 EVマグマ量産型は、「高度なサスペンションシステム」を備え、低い車高になると伝えられており、より広いトレッドと、車両の性能を大幅に向上させる「大型のベンチレーテッド・フロントブレーキとリアブレーキ」の装備も予想される。

ベースのG80 EVは、87.2 kWhのバッテリーパックを積み、最高出力365hp(272 kW / 370 ps)、最大トルク516 lb-ft(700 Nm)を発揮するデュアルモーター全輪駆動システムに電力を供給する。この設定により、0-96 km/hまで 4.9秒で加速し、1回の充電で最大282マイル(454 km)の走行が可能となっている。一方、マグマ仕様では、デュアルモーターから、最高出力が少なくとも480kW(652ps)、最大トルクは770Nmに達する可能性があるという。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…