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電気のN-VAN [N-VAN e: FUN)
発表されたばかりのN-VAN e:は、軽商用EVだ。N-VAN e:はその車名が示すとおり、660ccのガソリンエンジンを積んだ軽商用バンのN-VANがベース。配送業などの法人需要も当然見込むが、趣味での使用も想定している。
東京アウトドアショーに展示していたe:FUNは、e:L4をベースに趣味性に振った内外装としたタイプ。外観では、丸型LEDヘッドライトが特徴だ。ボタニカルグリーンパールのボディカラーが、アウトドアにピッタリ。
今回のホンダブースは、都市型アウトドアの楽しみ方を提案している。
N-VAN e:は、BEVだから、アウトドアでも電気製品が気軽に使えるのだ。フロントグリル左側の普通充電用リッドにAC外部給電器を挿せば、最大1500Wで給電ができる。アウトドアへ持ち出して、コーヒーメーカーでコーヒーを淹れたり、ホットプレートで気軽にバーベキューができたりするのだ。
アウトドアの醍醐味は火を起こすこと! というキャンプフリークもいらっしゃるだろうが、気軽にアウトドア気分を楽しみたい、という人にはピッタリの提案だ。
展示車の車内には、ホンダN-VAN e:用「移動事務室車キット roomobi」が装着されていた。移動事務室車キットという名前は、N-VAN e:を業務で使う場合を想定してのことだが、アウトドア趣味で見ると、流行のワーケーションに使いたくなるデザインと質感、使い勝手を備えている。椅子は折り畳み式。取り外さなくても乗車定員は4名のまま(椅子を折り畳み、後席を倒せば長尺物の積載もできる。
マイナーチェンジを受けたばかりのヴェゼルe:HEV HuNT
もう一台は、マイナーチェンジを受けたばかりのヴェゼル。展示車はe:HEV X HuNTパッケージだ。HuNTパッケージは、「都会とアウトドアをおしゃれに、気軽に行き来できるアーバンアウトドアスタイル」をコンセプトにしたパッケージだ。
エクステリアではルーフレールの装着に加え、フロントバンパー下部にカッパーメタリック塗装のガーニッシュを追加。インテリアではカーキ、ネイビー、グレージュ、オレンジといったさまざまな色を使用。シートのファブリック素材に撥水・撥油機能のあるFABTECT(ファブテクト)を採用しているのも特徴だ。
東京アウトドアショー2024は、30日(日曜日)まで幕張メッセで開催中だ。ぜひ、実物を見て触れて体感してほしい。