“ホンダ史上最も高性能なSUV”を予告!北米ホンダ、次期型パスポート トレイルスポーツのティザーを公開

ホンダ パスポート ティザーイメージ
ホンダは北米でミッドサイズSUVのパスポートを展開している。北米ホンダは7月16日、2025年にデビューさせる次期型パスポート トレイルスポーツのティザーを公開。同ブランド史上最も高性能なSUVの登場を予告した。

北米ホンダは、クロスオーバーSUV「パスポート」の次期型のティザーイメージを公開した。

ホンダ・パスポート ティザーイメージ

初代パスポートは1993年にいすゞ「ロデオ」のOEMモデルとして誕生。3代目となる現行型は2019年に自社開発により発売され、2021年にフェイスリフトを受けている。「トレイルスポーツ」はライフサイクル中期のリフレッシュの一環として2022年に導入され、2024年モデルイヤーでさらに強化されている。

現行型ホンダ・パスポート トレイルスポーツ

ティザームービーでは、ラインナップで最も頑丈な「トレイルスポーツ」をシルエットで紹介されており、完全に新設計されたフロントエンドを垣間見ることができる。そこには先代の精巧なLEDデイタイムランニングライトに代わり、よりシンプルなLEDヘッドライトが装備されていることがわかるほか、琥珀色のアクセントも見られる。グリルは5つの水平スロットを備えたスリムなデザインになり、オレンジ色の「TRAILSPORT」バッジが確認できる。

そのほか注目は、バンパー全体に大きく刻まれた「PASSPORT」のロゴや、フードのエアスクープだろう。

ホンダは、次期型パスポートを「これまでで最も高性能なホンダSUV」になると大胆に宣言。「オフロード能力、汎用性、革新的な機能」を強調している。

ホンダ・パスポート ティザーイメージ

公式発表はされていないが、次期型ではホンダ「パイロット」やアキュラ「MDX」とプラットフォームを共有する可能性が高い。パワートレインに直列4気筒のオプションはないとみられ、最高出力280ps、最大トルク355Nmを発揮する3.5L V型6気筒エンジンを搭載した非電動ユニットにこだわるだろう。トランスミッションは10速ATと予想されるが、スペックは不明だ。

次期型パスポートのワールドプレミアは2025年初頭と予想される。

ホンダ・パスポート ティザーイメージ

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…