GRカローラは、2020年にGRヤリスで導入された1.6L 直列3気筒ターボエンジンを搭載、最高出力はGRヤリスの272psを超える304psを発揮する。
お馴染みTheottle氏が提案したGRカローラツーリングのフロントエンドには、GRカローラからヘッドライトユニットが共有されているが、バンパーやエアインテーク、フロントスプリッターは、GRヤリスから流用している。
側面では、フロントフェンダー後部のエアアウトレット、筋肉質のリヤフェンダーはハッチバックと共有、後部ドア以降が延長されウィンドウが追加されている。リヤセクションでは、LEDテールライト、ルーフスポイラー、特徴的なトリプルエキゾーストパイプなどがハッチバックから流用されている。
パワートレインもハッチバック同じく1.6L 直列3気筒ターボエンジンを搭載。最高出力は304psを発揮し、前後駆動力可変システム採用のスポーツ4WDシステム、“GR-FOUR”を搭載するはずで、BMW M135i xDriveの2.0L 直列4気筒やメルセデスAMG A35にも対抗できるスペックとなる。
さて、このGRカローラツーリング実現の可能性だが、近年ステーションワゴンは米国、欧州、そして日本国内ではクロスオーバーSUVほど人気はないため、実現の可能性は低いと言わざるを得ない。しかし現在、突出した国産パフォーマンスワゴンは存在しておらず、日本で発売されれば唯一無二の存在として人気が出る可能性を秘めている。