キアは準大型サルーン「K8」初の大幅改良モデルを8月に公開すると発表。そのティザームービーがリリースされた。
初代となる現行型K8は、北米市場から撤退した「K7」後継モデルとして2021年にデビュー。発売から3年余りが経った今、スタイリングのアップデートを重点に初の大幅改良がなされる。
ティザーイムービーから判断すると、エクステリアのハイライトは、キアEV9などの電気自動車にインスパイアされた新しいLEDヘッドライトのようだ。スリムな「タイガーノーズ」グリルには、ハイテクLEDバーが配置され、垂直のデイタイムランニングライトはキャデラック「CT5」の雰囲気を醸し出している。さらに、彫刻的なボンネットフードと、新設計されたフロントバンパーも大刷新、エンジンを効果的に冷却するために設計された大型の下部吸気口も装備されるという。
側面は現行型から引き継がれているが、リアセクションは全幅のテールライトがよりシャープなLEDグラフィックで微妙に改良されているほか、バンパーもリフレッシュされている。
キャビン内では、12.3インチのデュアルスクリーン、12インチのヘッドアップディスプレイが継承されるが、新たなADASシステムが搭載される可能性もありそうだ。
パワートレインについてはまだ詳細がわからないが、2.5Lと3.5Lのガソリンエンジン、自己充電ハイブリッド、そしてLPGオプションが現在のラインナップからキャリーオーバーされるだろう。