歪みのない360°撮影ドラレコにリヤカメラ追加OK! 車両装着のバックカメラも活用できるぞ!

セルスター 『CS-363FH』 【CAR MONO図鑑】~ 180°の撮影ができる超広角カメラを2基組み合わせることで、歪みが少なくて鮮明な映像を撮影できる360°ドラレコ。オプションカメラや車両装着のバックカメラを追加して3カメラ化もOKだ。

REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)

問い合わせ:セルスター工業
電話:046-273-1100

セルスター CS-363FH……価格:オープン

セルスターの『CS-363FH』は、コンパクト(110×30×54mm)なボディに180°の画角を持つ2つの超広角カメラを備えたドライブレコーダー。フロントカメラと車内カメラの2基の映像を組み合わせることで360°の範囲を一度に撮影でき、車両の周囲と室内の状況を一度に捉えられる。

1つのカメラで360°を撮影するドラレコは広範囲をカバーする代わりに映像が不鮮明になりがちだが、このモデルでは広範囲をカバーしながらもクッキリとしたフルHD画質の映像を実現している。

センサーにはソニー製STARVIS IMX307を採用し、フルHD画質による映像記録が可能。しかもナイトクリアVer.2によって夜間やトンネル内など周囲が暗い場所でも明るくシャープな撮影を行える。白飛びや黒つぶれを低減させるHDR機能も備えている。

そして車両後方を撮影できるカメラを追加できるのも大きな特徴。別売のフルHD画質リヤカメラ『GDO-51』、または車両に装着しているRCA端子装備のバックカメラ(別売ケーブルで接続)と組み合わせられる。3つのカメラを使って漏れのない完璧な撮影が可能になるのだ。

記録映像はWindowsパソコン向け専用ビュワーソフト(無料)でも見ることができ、つなぎ目のない360°映像の確認ができる。GセンサーやGPSに基づく車両走行データの表示も行なえる。

ほかにもGPSデータを基に取締機設置ポイントや事故多発エリア、ゾーン30などを知らせる“GPSおしらせ機能”、地震・津波などの情報を画像や音声で警告する“災危通報表示”、最大12時間の駐車監視ができる“パーキングモード(別売の常時電源コードGDO-41を使用)”を搭載。これまでの製品と同様、日本製で自社工場生産、3年の製品保証が付帯しているなど、信頼性に優れている。

■GPS:内蔵
■Gセンサー:内蔵
■モニターサイズ:1.44インチ
■最大記録解像度:フロント・車内 1920×1080(フルHD)
■最大記録画角:フロント・車内 水平188°/垂直102°/対角190°
■最大フレームレート:30fps
■記録メディア:マイクロSDカード8~128GB(32GB付属)
■製品保証:3年

キーワードで検索する

著者プロフィール

浜先秀彰 近影

浜先秀彰

 個人のYouTubeチャンネル「カーグッズチャンネル」を開設。業界では珍しいカーグッズ専門のライター/エ…