アティテュードは2006年から2014年にかけてヒョンデからOEM供給されていたが、2014年以降は三菱「ミラージュ」をベースモデルとして販売していた。しかし、次期型では中国「傳祺」(GACモーター)ブランドの「Trumpchi Empow」(トランプチ・エンパウ)に変更される。
公開されたティザーイメージでは、スリムなヘッドライトと、黒い水平バー付きの大きなグリルを備えたフロントエンドが確認できるほか、筋肉質の吸気口とオフセットされたダッジバッジも見てとれる。
ダッジは現段階で詳細を証していないが、エンパウはLEDヘッドライトと16〜18インチのアロイホイールを装備している。ボディサイズは、全長185インチ(4700 mm)、ホイールベースは107.7インチ(2736 mm)で、同ブランドの「ダート」よりわずかに大きい。
コックピットには、7インチのデジタルインストルメントクラスターと、10.25 インチのインフォテインメントシステムが期待できるだろう。また、アダプティブ・クルーズ・コントロール、自動緊急ブレーキ、渋滞アシストなど、多数のドライバー・アシスタンス・システムも利用できるほか、ハイビーム アシスト、車線逸脱警報、前方衝突警報、交通標識認識テクノロジーも搭載される。
パワートレインは、エンパウと共有するとみられ、最高出力170ps、最大トルク270Nmを発揮する1.5L直列4気筒エンジンを搭載し、7速DCT(デュアル クラッチ トランスミッション)が組み合わされるだろう。またハイブリッドバージョンも期待できるという。
「アティテュード」次期型のワールドプレミアは、今後数週間、あるいは数ヶ月以内と予想される。