今回の勝利により「アドバン」の優れた性能とブランド力を強く印象付けた
「NLS」は世界一過酷なコースと言われるドイツ・ニュルブルクリンクで開催される耐久レースシリーズで、今年は11月まで全6戦で競われる予定だ。昨年のNLSではヨコハマタイヤ装着車がNLS Speed Trophy部門およびNIMEX Team Trophy部門の最高峰であるSP9 Proクラスでの年間チャンピオンを獲得している。
第4戦で総合優勝したのは、最高峰クラスのSP9 Proから参戦した「Team ADVAN×HRT」の9号車「メルセデスAMG GT3(サルマン・オウェガ選手/デビッド・シューマッハ選手/フーバート・ハウプト選手)」。予選3位で迎えた決勝は、レース開始早々に雨によるアクシデントにより2時間近くレースが中断。再開後は首位でスタートし、その後にペナルティを受けて順位を落とすも10周を終えた時点で再度トップに立つとそのまま独走を続け、2位に約3分半の大差をつけてチェッカーフラッグを受けた。
なお、同じくSP9 Proから参戦した「Team ADVAN×HRT」の6号車「メルセデスAMG GT3」は予選で2位につけたが、予選走行中のアクシデントにより決勝レースへの出走を取止めている。
横浜ゴムは今シーズン、メルセデスAMGカスタマーレーシングチーム「Haupt Racing Team(ハウプト・レーシング・チーム)」とパートナーシップ契約を結び、NLS第3戦からは2台の「メルセデスAMG GT3」に「アドバンA005(ドライ用)」と「アドバンA006(ウェット用)」を供給している。
同社は「アドバン」最大化への挑戦「アドバン チャレンジ」のテーマのもと、世界でも有数の厳しいタイヤコンペティションが繰り広げられる同シリーズでの勝利を目指し参戦しており、今回の勝利により「アドバン」の優れた性能とブランド力を強く印象付けた。