サイズ・キャビン・走破性、すべてがシリーズマキシマム
#5は、「ラインナップの中で最大、最も広く、最も高性能なオフロード性能を持っている」とされている。実際のボディサイズは、全長4,705 mm(185.2インチ)、全幅1,920 mm(75.6インチ)、全高1,705mm(67.1インチ)、ホイールベース2,900 mm(114.2インチ)となり、BMW X3とほぼ同サイズとなる。昨年世界で最も人気のあったSUV、テスラ「モデルY」から顧客を奪うべく開発、スタイルはメルセデス・ベンツ「GLB」と似た2列5人乗りフルエレクトリックSUVだ。
量産型のフロントエンドには、二本のLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトを装備、アルミニウムのスキッドプレート、プラスチッククラッディングなどの要素を持たせることで、オフロード感が強く出している。
キャビン内には、助手席側まで伸びた巨大なデジタルスクリーンが搭載されることがわかっている。
パワートレインは、ジーリーの800ボルト・アーキテクチャを採用、シングル(RWD)またはデュアル電動モーター (AWD) により、最高出力340psから363psを発揮、LFPバッテリーから電力を供給するほか、NMCバッテリーを積み最高出力224ps、及び422psを発揮するモデルがラインナップ。そして最上位仕様では、最高出力646psを発揮、800ボルト技術により100kWhのバッテリーをわずか15分で10%から80%まで充電し、最大航続は341マイル(549km)となっている。
#5のワールドプレミアまでもう長く待つ必要はない。8月28日にオーストラリアのブリスベンですべてが明らかにされるだろう。