このレースのために開発されたタイヤは優れた耐久性と走破性を発揮し、ラリー期間を通して1本もパンク等のトラブルやタイヤ交換などによるタイムロスを発生させることなく総合優勝に貢献
アジアクロスカントリーラリーは、国際自動車連盟(FIA)が公認するアジア最大のクロスカントリーラリー。今年はタイ国内にてスタート/ゴールが設定され、アジアの特徴ある路面状況、自然、気候の中、総走行距離約2100kmで争われた。
同社は「TOYOTA GAZOO RACING THAILAND」とタッグを組み、3台の車両にダンロップの「グラントレック」を供給し、チームをサポートした。このレースのために開発されたタイヤは優れた耐久性と走破性を発揮し、ラリー期間を通して1本もパンク等のトラブルやタイヤ交換などによるタイムロスを発生させることなくMana PORNSIRICHERD選手/Kittisak KLINCHAN選手組の走りをサポート。「TOYOTA GAZOO RACING THAILAND」にとって悲願の初優勝に貢献した。
ゼッケンNo.105のMana PORNSIRICHERD選手/Kittisak KLINCHAN選手組は初日のSS(スペシャルステージ)でベストタイムをマークし、ラリーをリード。しかし、2日目のSSではミスコースにより首位と29分差をつけられ、総合17位まで順位を落としてしまう。そこから猛追が始まり、4日目には再びベストタイムを叩き出し総合2位に浮上。そして5日目にはついに逆転で総合首位に返り咲き、最終日もそのリードを守り切り総合優勝に輝いた。「TOYOTA GAZOO RACING THAILAND」としては、7度目のアジアクロスカントリーラリーへの挑戦で初の栄冠となった。