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生産終了の危機から一転して復活した救難飛行艇「US-2」。その稀有な能力と意外な「将来性」とは?
生産終了の危機から一転して復活した救難飛行艇「US-2」。その稀有な能力と意外な「将来性」とは? | 1枚目の写真(全6枚)
救難飛行艇「US-2」。航続距離に優れ、3mの波高の海面にも離着水できる能力がある。周囲を海に囲まれた日本だからこそ求められた機体と言える。世界的に見ても、大型飛行艇は珍しい(U.S. Marine Corps photo by Sgt. Mitchell Austin)
3月の江田島のイベントにて離水するUS-2。わずか300m程度の距離があれば離着水できる。驚異的な短距離離着水能力であり、この日も多くの来場者を驚かせていた(写真/鈴崎利治)
令和7年度防衛予算の概算要求によれば1機あたり219億円。高性能な機体ではあるが、かなり高価であり、海外への売り込みが振るわない理由のひとつと言われる。なお、以前の調達価格は150億円前後であり、円安や部品調達の問題が価格を上昇させたと思われる(U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Yosselin Perla)
2021年、海上自衛隊のUS-2部隊である第31航空群 第71航空隊を訪れたAFSOC副司令官のヒル少将。水陸両用機のノウハウについて調査を行なったようだ。US-2がアメリカ空軍に採用される可能性はあるのだろうか?(U.S. Air Force Photo by 1st Lt Rachael Parks)
AFSOCが計画していたMC-130J飛行艇型、通称「MAC」。MC-130Jにフロートを追加して水陸両用能力を持たせたもの(3D CG/Air Force Special Operations Command)
滑走路に依存しない「MAC」の能力は、太平洋における作戦の柔軟性を増大させると期待されたが、2024年に計画は凍結されてしまった(3D CG/Air Force Special Operations Command)
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