小さいナリの内に強大なパワーを秘めたすごいヤツ
ボディカラーの鮮やかなオレンジは、好みが分かれるところだろうが、ワイルドな印象を与え、スーパーカーの中でも注目を集めることは間違いだろう。
エクステリアの注目では、フロントバンパーに新しいカーボンファイバー製吸気シュラウドが追加されたほか、カーボンファイバー製フードにも取り組んでいると述べているが、画像はまだ公開されていない。
足回りには、2つのデザインから選べるアフターマーケットホイールを装備しており、フロントは20×9、リアは 21×10.5で、それぞれ285/30と295/25 のタイヤが装着されている。リアエンドでは、固定式カーボンファイバー製リアウィングを装備するほか、カーボンリップスポイラー、カーボンファイバー製ディフューザー、そして派手な4本出しテールパイプなども確認できる。
注目の心臓部には、3つの異なるパワーオプションが提供される。3.0リットル直列6気筒ツインターボ「S58B」エンジンを改造し、エントリーレベルのキットは、最高出力453ps、最大トルク720Nmを発揮する。それでは不十分な場合、新設計の排気管と、ダウンパイプにより最高出力641ps、最大トルク780Nmを発揮するミドルキットがあるほか、フラッグシップキットでは、最高出力690ps、最大トルク840Nmを実現、M8を簡単に上回る。
最近では、スイスを拠点とする「ダーラー」が最高出力621psのM2を、「エクストリーム・カスタムズ」が最高出力544psのM2キットを発表するなど、M2は、アフターマーケットチューナーの人気の1台と言えるだろう。