日本でも販売されている“世界的ベストセラーFCV”の代表格、初の世代交代へ動く!

ヒョンデ ネッソ 次世代型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデのFCV(燃料電池自動車)、NEXO(ネッソ)の次世代型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。

ヒョンデ ネッソ 次世代型プロトタイプ スパイショット

ネッソは、2018年の『コンシュマー・エレクトロニクス・ショー』で世界初公開され、同年から販売。2022年の同ブランドの日本再進出の際には、アイオニック5とともに取り扱い車種となっている。

ヒョンデ ネッソ 次世代型プロトタイプ スパイショット

現行型では、モーターの最高出力165psを発揮、後続距離は595kmで、「世界で最も売れている水素自動車のひとつ」とされており、トヨタのミライとカテゴリのトップを争っている。

ヒョンデ ネッソ 次世代型プロトタイプ スパイショット

ヨーロッパで捉えたプロトタイプは、フロントエンドにほとんどカモフラージュがなく、ネッソ次世代型が、劇的に変化している様子がはっきりとわかり、サンタフェに似たデザインが予想されている。

ヒョンデ ネッソ 次世代型プロトタイプ スパイショット

後部は大掛かりなカモフラージュが施されており、最終的な形状は不明だが、テールがやや直立しており、SUVとしての実用性が向上しているようだ。ボクシーなボディスタイルは、Bピラーから前方にかけて新型サンタフェを彷彿させるが、ネッソはホイールベースが短く、リヤドアの後ろのウエストラインが特徴的であるため、この2台は簡単に区別がつく。

ヒョンデ ネッソ 次世代型プロトタイプ スパイショット

また、ノーズの幅いっぱいにライトバーが配置されると予想されるほか、後部では、LEDテールライトがウィンドウの両側に配置されており、以前公開されたティザースケッチとかなり異なっている。

最大の注目は、やはり水素燃料電池車としてのパワートレインだろう。新型では、ヒョンデの次世代FCEVシステムを採用するようだ。より効率的でコンパクトな燃料電池によって航続距離が伸びるものと予想され、水素補給のために停止することなく497マイル(800 km)走れると噂されている。

ヒョンデ ネッソ 次世代型プロトタイプ スパイショット

最新情報によると、新型ネッソは2025年初頭にワールドプレミアされ、最初に韓国で発売、その後日本、ヨーロッパと順次発売されるだろう。

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著者プロフィール

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…