名称変更により、パワートレーンの選択肢を簡単に
プライムという名称は、2017年にプリウス第4世代をベースとしたプラグインハイブリッドに初めて導入された。その後、2019年にはRAV4プライムが登場、最高出力302psと、0-96km/h加速5.5秒の加速で話題となった。
同ブランドは、「RAV4プラグインへの名称変更は、消費者がRAV4モデル間のパワートレーンの選択肢をより簡単に識別できるようにすることを目的としています」と述べた。また、「モデル名の変更に加えて、車両のフロントとリヤにあるトヨタのロゴには、青いアクセントがなくなります」と付け加えた。
さらに、「プライムという名称はクールに聞こえたかも知れませんが、単純にPHEVを選択したいお客さまにとっては難しくするもので、この変更でスマホ片手にGoogleを起動しなくても、パワートレーンの違いを即座に理解できるようになるはずです」とも説明している。
バッジの変更を除けば、RAV4プラグインハイブリッドは2025年まで変更なく継続される。つまり、標準の全輪駆動を備え、EV走行距離42マイル(約67km)、ハイブリッドモードでの総合燃費38mpg(約16.155km)だ。
2025年型プリウスプラグインハイブリッドも同様に継続され、昨年のプライムモデルと同じく最高出力220ps、EV走行距離44マイル(約71km)、ホイールサイズに応じて最大52mpg(約22.1km)の総合燃費を実現する。