990ccV型5気筒! MotoGPの始まりとRC211Vシリーズの進化の変遷

Honda RC211V
栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催中のロードレース世界選手権MotoGP第16戦日本GP。その開幕直前に、ホンダの公式サイトで、2002年にスタートしたMotoGPというカテゴリーの成り立ちと、ホンダの最初のMotoGPマシンであるRC211Vの歴代モデル(2002年〜2006年)の概要を解説している。

2001年までのWGPの最高峰500ccのマシンから2002年に990ccのMotoGPに変わり登場したのが、Honda RC211V。車名はそのままにさまざまな改良を重ねながら、2006年シーズンまで5シーズンを戦い、3回のマニュファクチャーズチャンピオンを獲得した名マシンだ。2002年は16戦中14勝、03年は16戦中15勝とライバルを圧倒。2年連続でライダーチャンピオンもバレンティーノ・ロッシが獲得している。

エンジンは、990ccV型5気筒。このV5エンジンが「RC211Vを実にホンダらしいMotoGPマシンたらしめた要因」だとホンダ公式サイトは書いている。

2002年シーズンのシリンダーレイアウトの選択はバイクメーカーによってじつにさまざまだった。
■並列4気筒を選択したメーカー:ヤマハ、カワサキ
■並列3気筒を選択したメーカー:アプリリア
■V型4気筒を選択したメーカー:スズキ

そして、
■V型5気筒を選択したメーカー:Honda

同サイトでは、2002年~06年に開発・投入されたHonda RC211Vの概要を解説している。なぜホンダがV型5気筒を選んだのか? 日本GP開催のこのタイミングで、MotoGPの始まりと名マシンRC211Vについて、振り返ってみてはいかがだろうか。

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