初代タイタンは2003年に登場、12年という長いタームを経て2016年に第2世代へとバトンタッチされた。しかし、ミッドサイズ・ピックアップ「フロンティア」より販売が不調となり、2024年モデル以降に生産終了が発表されている。
一方アルマーダは、2003年から販売されているフルサイズの人気クロスオーバーSUVだ。現行型は2016年に登場しているが、タイタン終了のタイミングで、ピックアップトラックバージョンが噂されている。
独立系CGアーティスト、Theottle氏から提供された予想CGは、最新アルマーダのデザインの特徴を巧みに維持しながら、タイタンのスタンスを模倣している。グリーンハウスを長くし、ホイールベースとリアオーバーハングの両方を延長、後部に十分なサイズのベッドを備えたデュアルキャブセットアップを実現している。
ベースとしたのは、アルマーダ「PRO-4X」バージョンだ。フロントエンドはほぼそのままに、リヤはピックアップの役割を果たすために、SUVの全幅LEDストリップを捨てて、よりフラットなテールライトを選択、リヤバンパーを簡素化しながら、より大きく機能的なテールゲートを追加するなど、クリエイティブな手を加えた。
パワートレーンは、ラダーフレームシャシーの延長バージョンを採用。3.5L・V6エンジンを搭載し、最高出力は431ps、最大トルク699Nmを発揮する。
同ブランドは、後継モデルの計画なしに、タイタンの生産終了を発表、フルサイズピックアップからの撤退を示唆したが、トヨタ「タンドラ」に対抗すべく、近い将来この市場に再び参入する可能性は高いと見られている。
