アーティザンレッドとスポーツタンで彩られたロードスター35周年記念車
10月19日（土）／20日（日）の2日間にわたって富士スピードウェイ（静岡県）で開催されたマツダファンフェスタ2024において、うれしいサプライズがあった。詰めかけたマツダファンの前で、ロードスター35周年記念車が発表されたのだ。
35周年記念車の特徴は、アーティザンレッドとスポーツタンのコーディネートだ。正式名称：アーティザンレッドプレミアムメタリックは、2022年登場のマツダ6の特別仕様車「20th アニバーサリーエディション」で初登場したボディカラー。マツダが誇る特別な塗装技術「匠塗（TAKUMINURI）」の最新色で、「最高峰の職人技で生み出される熟成されたワインのような赤」をテーマに、上質で成熟した大人の世界観を表現したもの。実車を間近で拝見したが、「光の当たる部分は、きめ細かく透明感の高い赤が鮮やかに光り、シェード部分ではしっかりと深みと濃厚さを演出することで、造形の強さと美しさを際立たせる」という謳い文句どおり、ND型ロードスターをひと際エレガントに彩っている。
そんなアーティザンレッドのボディに組み合わされるのが、スポーツタンだ。幌、フロアカーペット、フロアマット、ステアリング／パーキングレバーといった部位にスポーツタンが用いられており、適度にクラシカルな印象を与えるアクセントになっている。また、内装ではシートのヘッドレスト部分に35周年を表すマークがエンボス加工で施されていたり、エアコン吹き出し口部分のルーバーにダークレッドがあしらわれているのも特徴だ。
そのほか、高輝度塗装が施された17インチアルミホイール、ドア開口部付近に備わるシリアルナンバーが刻まれるオーナメントなど、ファンの所有欲をくすぐる特別装備が与えられている。
35周年記念車はソフトトップとRFの両方に用意される。今回はとりあえずのお披露目ということで、価格や発売日は未発表。「もう待ちきれない！」という方のために（!?）、忠実にその姿を再現したモデルカーも登場。価格は1万2500円と、グッとお手頃なのでファンの方はこちらも要チェックだ。
