中でもハイライトは「INVADR」と呼ばれるビュイック・グランド ナショナル。ボンネットの下には最高出力1246psを発揮する3.8L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、1980年台に作られたスーパーカーのようなサウンドを奏でる。トランスミッションは6速MTで、後輪にのみ動力を伝える。
次に挙げられるのが、リングブラザーズが「感染者(INFECTED)」名付けたと1970年型プリムス・クーダ(バラクーダ)だ。ビュイックと比べるとややおとなしい音だが、それでもボンネットの下には、最高出力807psを発揮するヘルキャットのV型8気筒エンジンが搭載され、マニュアルトランスミッションと後輪駆動が組み合わされる。また、ストレッチされたホイールベース、カスタム カウル、カスタム フェンダーをはじめ多数の装備が加わっている。
最後に同メーカーは、1972年型シボレー・ブレイザーの「TUKA」を出展する。リングブラザーズは、どのエンジンやトランスミッションを使用するかは明らかにしていないが、四輪駆動であることは認めている。このマシンは、オフロードに特化したハードコアなマシンで、悪路運転に必要な部品が多数搭載されていると予想される。
リングブラザーズによると、この3台の作業にそれぞれ約1万5000時間以上費やしたといい、リングブラザーズのすべての作品と調和する、独自の外観変更が施されていることは間違いないだろう。
11月5日、現地時間午前11時と午後1時に、3台すべてをお披露目される予定だ。