問題のアニメシーンは、トヨタ公式のアニメシリーズ『GRIP』のシーズン2エピソード1で、開始0.47秒ごろだ。このアニメーションクリップは、1か月以上前にトヨタUSAによってYouTubeにアップロードされたものだ。この短くて瞬きすると見逃してしまう瞬間は、スープラの熱狂的ファンがいなければ、見逃されていたかも知れない。発見したユーザー“Supra93”氏は問題のボードの名前を見つけるや、すかさずスクリーンショットを撮り、すぐにトヨタ愛好家コミュニティの他の人たちと共有したことで発覚した。
このホワイトボードに書かれたリストは、これまでスクープ班が掴んでいる情報と一致しており、それぞれ第8世代と第4世代でデビューする予定のセリカとMR2の待望の復活となる。
セリカはフロントエンジンクーペとして復活するものと予想されており、MR2はミッドエンジンスポーツカーとして復活する可能性がある。おそらくFT-Seコンセプトに触発された(またはベースにした)可能性があり、最新のレポートによると、両方のモデルは、約406psを生み出すトヨタの新しい2.0L 直列4気筒ターボチャージド・エンジンと、AWDシステムの組み合わせになるものと見られている。さらに、MR2は507psを超えるフル電動仕様の登場も予想されている。
これら2つの復活モデルは、次世代まで継続されるであろうGRスープラやGR 86に加わってトヨタのスポーツカーラインアップを形成するものと見られるが、最後にワイルドなトヨタGR GT3コンセプトの生産バージョンが加えられて、それらのフラッグシップとなる可能性がある。期待は高まるばかりだ。