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BMW XM by Kithが47台限定生産
2025年型「XM by Kith」は、BMW M1のデビューから経過した年数を反映し、限定47台が生産される。この限定車には、インディビジュアル・フローズン・テクノバイオレット・メタリック塗装が施される。この塗装仕上げはKithが特別に開発したもので、この限定モデルのみに使用され、今後のモデルで使用されることはない。
プロポーションでは、ブラックのサイドウインドー・グラフィックとアクセントストリップが特長だ。フロント、リヤ、サイドに配されたモデル名の文字列とKithのロゴの輪郭、リヤにはMストライプがあしらわれている。ホイールは、ジェットブラック仕上げのスタースポークデザインの23インチMライトアロイホイールが標準装備されている。
照明付きのドアシルでは、各車両がどれほど希少であるかを意味する特別な「1/47」のエンブレムが施されている。ベロアのフロアマットとセンターコンソールの操作パネルには、いずれもKithのロゴとMストライプが配されている。メリノレザー仕上げのシート表面には、キースのモノグラムパターンがエンボス加工されており、センターコンソールの肘掛けにも同じパターンが施されている。
歴史的名車のワンオフモデルBMW M1 E26 by RonnieFiegも登場
さらに、コンセプトカーと限定版47台のBMW XM by Kithを歴史的文脈に位置づけるもう1台のユニークなモデル、1981年型 BMW M1 E26 by RonnieFiegがマイアミビーチで初公開された。この車は、モデル名、製造年、モデルシリーズコード、そしてKithの創設者の名前が付けられており、ロニー・フィーグのアイデアに基づいて製作された。
テクノバイオレット(塗装コード299)の塗装仕上げ、テールゲートに施されたMとKithのエンブレムの組み合わせ、そしてKithの文字をエンボス加工したインテリアが、歴史的名車を彩っている。この2台がマイアミビーチで揃ってアンベールされたのは、BMWの50年以上にわたる歴史の中で、BMW M専用に開発・生産された最初のモデルと最新のモデルを結びつける架け橋であることを意味している。