モデル3パフォーマンスは、デザインの面で下位モデルからそれほど乖離していない。確かに、改良されたフロントバンパーや控えめなリヤスポイラーリップなど、よりスポーティなタッチが加えられているが、それでもかなり控えめと言える。
しかし、コード名「プロジェクト ハイランド」と呼ばれるキットは、標準モデルと比較して、車は大幅にアグレッシブな外観になっているのが特徴だ。
アンプラグド・パフォーマンスは、フロントの新設計されたエアロキットから始めて、一連のカーボンファイバーパーツを導入。フロントエンドには、カーボンリップスポイラー、カナード、エアロダイナミックデフレクターを装備するほか、下部ディフューザーエリアが含まれている。
市場に出回っている他の多くのキットとは異なり、これらのエアロパーツはルックスだけでなく「426ポンド(193 kg)ものダウンフォースを追加で生み出す」と主張している。
アンプラグドでは「モデル3パフォーマンス」だけでなく、他のすべてのモデル3バージョンのハンドリングアップグレードも提供している。これらには、カーボンセラミックブレーキ、数種類のコイルオーバーサスペンションシステム、フロントおよびリアのリミテッドスリップディファレンシャル、新しいスタビライザーバー、調整可能なフロントアッパーコントロールアーム、編組ブレーキラインが含まれるという。また、数種類のホイールオプションも提供されている。
そして究極のパフォーマンスを求める顧客には、カーボンファイバーバレルと鍛造アルミスポークを備えた同ブランドのフラッグシップホイールが用意されているが、その価格は驚きの1万9995万ドル(約300万円)からだという。