ジュニア イブリダ Q4は、ジープ・アベンジャー4Xeの仕様を反映する、AWD バージョンに
同ブランドでは現在、「ジュリア」と「ステルヴィオ」新型が期待されているが、その前に特別モデルが提供されるようだ。
ジュニア、トナーレ、ジュリア、ステルヴィオ向けのインテンサシリーズは、スポーティさと、エレガンスを兼ね備えたスペシャル仕様で、ダークミロングレーにライトゴールドのアクセントが付いた電話ダイヤルデザインホイールを持つ。新しいホイールのサイズは、ジュニアでは18インチ、ジュリアでは19インチ、トナーレとステルヴィオでは20インチとされる。すべてのモデルには、ゴールドのアルファロメオの文字が付いたブラックのブレーキキャリパーと、ブラックの外装アクセントが付くという。
また、ジュリアとステルヴィオのインテンサには、ミラーキャップにイタリア国旗、キャビン内にアルミニウムを多用、赤いセンターアームレスト、それにマッチしたステッチを追加している。
一方、「ジュニア イブリダ Q4」は、ジープ「アベンジャー4Xe」の仕様を反映する、AWD バージョンとなる。電動パワートレーンは、1.2L直列3気筒ターボチャージャーエンジン、6 速デュアルクラッチオートマチックギヤボックス、小型バッテリーパック、ふたつの電動モーター(車軸ごとに ひと つ)で構成されている。ICEは最高出力136psを発生し、各電動モーターはさら29psを供給する。
ジュニア イブリダQ4には4つのドライブモード (ダイナミック、ナチュラル、Q4、アドバンスト・エフィシエンシー) があり、このシリーズで唯一独立したリヤサスペンションを装備したジュニアとなっている。また、同社によると、バッテリー残量が少なくなっても、常に全輪駆動が利用可能とのことだ。
ブリュッセルモーターショーでは、トナーレとステルヴィオのインテンサバージョンのほか、「ジュニア280ヴェローチェ」と「33 ストラダーレ」が展示される。このイベントに関して同社は、「世界中のアルファロメオファンを興奮させる幅広い主要なイノベーションの発表」を記念すると力強く語っているようだ。