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オフロードでの走りは逞しく 街なかでの乗り味はしなやか
現行インプレッサから適用の始まった最新世代のプラットフォーム〝SGP〞を採用し、フォレスターが五代目モデルへと生まれ変わったのは2018年6月のこと。
エクステリア
デビュー当初は2.5lの自然吸気ユニットと2.0lエンジンに出力10KW (≒13.6ps)というモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム付きという2タイプのパワーユニットを設定していた。そして20年10月、1.8lのターボ付きユニットが追加で搭載されることとなる。ただ、その一方で、従来展開していた2.5lモデルは残念ながらリスト落ちとなり、現在に至っている。
インストルメントパネル
一見するとちょっと背の高いステーションワゴン風のプロポーションの持ち主でありながら、スバルの作品らしく他のSUVをも凌ぐ高いオフロード踏破能力を意識したモデルであることは、220mmと大きな最低地上高を備えることや、〝X-MODE〞と呼ぶ四輪の駆動力やブレーキ力を自動制御する走行モードを標準装備としている点などからも知ることができる。
居住性
実際、深い轍の積雪路に遭遇をしたりすると、地上高を筆頭とする各障害角が大きく採られるだけでも、 なかなか逞しく感じられたもの。
うれしい装備
月間登録台数 2670台(21年10月〜22年3月平均値) 現行型発表 18年6月(大幅改良 21年8月) WLTCモード燃費 14.0 km/l ※2.0l車
ラゲッジルーム
一方で、オンロード性能が疎かにされているわけではないのももちろんで、しなやかな乗り味やステアリングの正確性には、最新のボディ骨格に低重心のパワーユニットとフルタイムの4WDシステムを組み合わせることによる走り、その実力の高さをイメージすることができた。
※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.141「2022-2023 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。
http://motorfan-newmodel.com/integration/141