ワーゲンバスがEVになって復刻。日本での発売が待ち遠しい!
フォルクスワーゲンが取り組んでいる脱炭素化戦略「Way to ZERO」の活動について、楽しみながら体感できるポップアップブース「ID.SQUARE」が12月12日(月)〜25日(日)に東京・六本木の東京ミッドタウンで開催され、長年フォルクスワーゲンのブランドアイコンとして親しまれてきている「タイプ2(通称:ワーゲンバス)」がEVとして生まれ変わった「ID.Buzz」が日本で初めて公開された。
今回参考展示された「ID.Buzz」は、右ハンドルのアイルランド仕様。日本での発売時期や仕様は未定だが、注目の高い一台であることは間違いないだろう。
ID.バズのボディサイズは、全長4712mm×全幅1985mm×全高1937mm ホイールベースは2989mm。大柄なボディながら空気抵抗係数(cd値)はわずか0.29と優れた数値を確保しており、電力消費を抑え航続距離を延ばすことに貢献している。足元に21インチの大径ホイールを履きスタイリッシュに仕上がっている点も見逃せない。
バッテリーのエネルギー容量は77kWh、最大航続距離424kmを実現。電気モーターはリアアクスルに組み込まれ、最大出力204ps(150KW)、最大トルク310Nmを発揮。0-93km/h(62mph)加速は、10.2秒となかなかに優れている。
インテリアは、11月にデビューした新型EV「ID.4」と同様に、中央に12インチのディスプレイ、ステアリングコラムに固定された5.3インチのメーターディスプレイを備える。ドライブモードセレクターは、ウインカーのようなレバー式となっている。白を基調とした内装やステアリングなど独自路線のインテリアデザインは注目度バツグン!