2022年に最も売れたクルマを発表!首位はヤリスか?N-BOXか?

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の2022年1-12月の統計が発表された。これによると、登録車の販売台数は256万3184台で前年対比マイナス8.3%、軽自動車の販売台数は163万8137台で前年対比マイナス0.9%となった。

2022年の国内新車販売は4年連続のマイナス

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の2022年1-12月の統計が発表された。
これによると、登録車の販売台数は256万3184台で前年対比マイナス8.3%、軽自動車の販売台数は163万8137台で前年対比マイナス0.9%となった。
2022年の国内新車販売台数の総計は420万1321台となり、前年比5.6%減と4年連続のマイナスとなる。

登録車ブランド通称名別順位

トヨタ・GRヤリス

1位トヨタ・ヤリス/168,557台(79.2%)
2位トヨタ・カローラ/131,548台(118.7%)
3位日産・ノート/110,113台(122.1%)
4位トヨタ・ルーミー/109,236台(81%)
5位トヨタ・ライズ/83,620台(102.1%)
6位ホンダ・フリード/79,525台(114.3%)
7位トヨタ・アクア/72,084台(99.4%)
8位トヨタ・シエンタ/68,922台(119.2%)
9位ホンダ・フィット/60,271台(102.5%)
10位トヨタ・アルファード/60,225台(63.4%)
※()内は前年比

第1位はトヨタ・ヤリス。2位のカローラに約3万7000台の差をつけトップとなった。
ヤリスはハッチバックの他にヤリスクロスやGRヤリスなど、様々なボディタイプ、グレードを用意することで幅広い層のユーザーを獲得している。また、2位のカローラもハッチバック、セダン、ワゴン、カローラクロスを展開し販売台数を伸ばしている。3位の日産ノートは前年の「2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことや、e-POWERを搭載することなどから人気が高まり前年より販売台数を伸ばしている。
2022年もベスト10のうち7台をトヨタ車が占めていて、トヨタの強さが目立つかたちとなった。

なお、「ブランド通称名」とは国産メーカーの同一車名を合算したもので、海外生産車も含む。

軽自動車ブランド通称名別順位

ホンダN-BOX

1位 ホンダ・N-BOX/202,197台(107.0%)
2位 ダイハツ・タント/107,810台(92.2%)
3位 スズキ・スペーシア/100,206台(77.8%)
4位 ダイハツ・ムーヴ/94,837台(99.0%)
5位 スズキ・ワゴンR/82,213台(119.2%)
6位 日産・ルークス/72,600台(85.7%)
7位 スズキ・ハスラー/70,373台(85.3%)
8位 スズキ・アルト/67,204台(110.3%)
9位 ダイハツ・ミラ/65,317台(99.3%)
10位 ダイハツ・タフト/56,861台(91.3%)
※()内は前年比

軽自動車のトップは、ホンダN-BOX。2位のタントと約9万4000万台差でトップに立った。
N-BOXは現行型の登場から5年以上経つが人気の衰えは感じられない。2位にダイハツ・タント、3位にスズキ・スペーシアと、トップ3の2021年と同じ顔ぶれとなり、スーパーハイト系の人気の高さが伺えるランキングとなった。

総合ブランド通称名別順位

ホンダN-BOX

1位 ホンダ・N-BOX/202,197台(107.0%)
2位 トヨタ・ヤリス/168,557台(79.2%)
3位 トヨタ・カローラ/131,548台(118.7%)
4位 日産・ノート/110,113台(122.1%)
5位 トヨタ・ルーミー/109,236台(81%)
6位 ダイハツ・タント/107,810台(92.2%)
7位 スズキ・スペーシア/100,206台(77.8%)
8位 ダイハツ・ムーヴ/94,837台(99.0%)
9位 トヨタ・ライズ/83,620台(102.1%)
10位 スズキ・ワゴンR/82,213台(119.2%)
11位 ホンダ・フリード/79,525台(114.3%)
12位 日産・ルークス/72,600台(85.7%)
13位 トヨタ・アクア/72,084台(99.4%)
14位 スズキ・ハスラー/70,373台(85.3%)
15位 トヨタ・シエンタ/68,922台(119.2%)
16位 スズキ・アルト/67,204台(110.3%)
17位 ダイハツ・ミラ/65,317台(99.3%)
18位 ホンダ・フィット/60,271台(102.5%)
19位 トヨタ・アルファード/60,225台(63.4%)
20位 ダイハツ・タフト/56,861台(91.3%)
※()内は前年比

登録車と軽自動車の総合順位では、第1位はホンダN-BOX、第2位はトヨタ・ヤリス、第3位はトヨタ・カローラとなった。第1位のN-BOXは2位のヤリスに約3万3500台の差をつけて2年ぶりの首位となった。

2022年の新車販売台数は256万3184台で5年連続マイナス、半導体不足が響く。12月は前年同月比 95.6%

日本自動車販売協会連合会が発表した、2022年(1月〜12月)の登録車新車販売台数は、256万3184台(前年比8.3%減)で5年連続のマイナスとなった。また、12月の新車販売台数は20万9090台(前年同月比 95.6%)だった。 PHOTO:TOYOTA/NISSAN

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