北米ホンダが自律走行型オフロード作業車両「ホンダAWV」の新型プロトタイプを米国CONEXPO 2023で初公開!電動・完全プログラム式で運搬作業をサポート!

北米ホンダ:オートノマス・ワーク・ビークル(AWV)
北米ホンダは、2023年3月14日から18日までラスベガスで開催されるCONEXPO-CON/AGG 2023で、建設業界や作業現場の効率化を図るための最新世代の試作車ホンダ・オートノマス・ワーク・ビークル(AWV)の新型モデルのプロトタイプを公開することを発表した。

電動オフロード作業車両:ホンダAWV

完全にプログラム可能なオール電化のホンダAWVは、同社の新たな高度な自律走行技術を活用、建設関連活動をサポートし、労働者の生産性を高めるために設計された頑丈なオフロード作業車両である。自律走行、または遠隔操作による手動走行が可能なホンダAWVは、自律走行や配送ソリューションを必要とする業界、特に労働力の制約により他のソリューションが現実的でない場合に、サービスの真価を発揮する可能性を持っている。また、この車両を多くの作業環境に適したプラットフォームとするためのアタッチメントやツールの開発についても検討が進められている。

ホンダAWVには、GPSによる位置情報、レーダーやライダーによる障害物検知、カメラによる遠隔監視など、自律的に動作するためのセンサー群が搭載されている。これまでのフィールドテストでは、複数のホンダAWVが、あらかじめ設定したルート上の正確な地点で建設資材や物資を輸送・配送できることを確認することにも成功している。この車両は、ホンダの自動車やその他の製品から共通の部品を使用し、ホンダの幅広いモビリティ技術のポートフォリオを活用している。3代目ホンダAWDの主要な特徴は以下の通りだ。

  •  ベッドサイズを2パレットに拡大し、積載量を907kg(2000ポンド)に拡大。
  • LiDARセンサーの使用により、GNSS(全地球測位衛星システム)サービスの弱い場所や利用できない場所でのナビゲーションが向上する。
  • タブレット端末を利用した簡易プログラミングインターフェースとクラウド連携
  • 自律走行モードでの高速化 – 最大16km/h(10mph)。
  • バッテリーサイズが大きくなり、最大10時間の長時間駆動が可能に。
  • 停車中の車両に対する回避機能の強化。
  • 荷物の積み込みを容易にし、エルゴノミクスを向上させる低床式ベッド。

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