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ステンレス製ピザオーブンが欲しくなった理由
JA71C(我が愛車は1986年式)はパワーとかトルクが不足していると言われるが、僕自身は特に感じてはいない。だが「ないなぁ」と思うことはある。デザイン的には、別になくてもシンプルで良いのだけれど。誰もが何となく「ターボと言えばエアースクープがあるぜ!」と感じてはしまうのだけれど。
さて、このピザオーブンはステンレス製。オーブンとしてはかなり薄い。そう言えば初めて手に入れたコンピューター、マッキントッシュの「Power Macintosh 6100」も薄いデザイン、その形がピザのケータリングの箱に似ているのでピザボックスと言われていたっけ!
セット内容は本体、ピザペールとピザストーン。本体に底はない。スモーカーでも底がないタイプがかなりあるので、ないほうが良いのかとも思ってしまう。底があると薄いので手が入りづらい。掃除をする時は底はない方が楽である。
実際に使ってみると、中央にはピザストーン、その左右に隙間が設けてあり、そこから熱気が中に入る構造。食材を下からはピザストーンが加熱し、上は熱気が反射されて焦げ目を付ける、本格的なピザ釜と似た構造である。
上部にある温度計は楕円形状。これもクラシカルな旧車のメーター周りの様で雰囲気がとても良い。温度が上がって行くのを見ているのも、それはとても良い時間だ。
実はこのピザオーブンをガスのツーバーナーで「楽」して使おうと思っていた。ところが入手後、これは同メーカーの炭を使うBBQコンロのオプション品であったようだ。「あまり本来の使い方と違うことはすべきでない」そんな意見もあるので、急遽近くのホームセンターへ行く。なるべくお安く、携帯に便利そうな物を選び、木炭も購入。組んでみると、この組み合わせはコンパクトでぴったりサイズ。なかなかスタイリッシュなオーブンセットとなる。
折りたたみ式の薄く収納できるBBQコンロ、このタイプは各メーカーから多くの製品が発売されている。折り畳むと1980年頃かな、多くの大学生が使っていたブックバンド。教科書をベルトで十字に留めるだけ。当然書籍はすべて見える。ちょっとそんなイメージもちょいとあるんだな。
一流大学の学生は校章が見えるようにしていた気がする。あれ、モテたのだろうね。だが、僕は一流ではないのでひたすら隠したけれど。でも、あのブックバンド、究極の軽いカバンであることは間違いない。
まず焼いてみたのは、グラタンとラザニア
さて、「ピザを焼くの?」「焼きません」。
食べたい物はグラタンとラザニア。どちらもレストラン等でオーダーすると時間が掛かる。30分待たされることもある。つまり手間が掛かるのだ。でも、初めて食べたグラタンは感動もの。そこで手間は日本の高度な食品メーカーの「技と知恵」に助けてもらう。簡単できるセットが各食品メーカーから何種類も発売されている。マカロニもラザニアも別茹でする必要もなし。
最後にタマネギを丸ごとアルミホイルで包みオーブンに入れてみた。これも簡単で良い。じゃがいも、人参も良さそうだ。
え?ピザ?はやらないの?これピザオーブンなんだから、ピザは上手に焼けるでしょ。ピザは秋の深まった空気がキュンと冷えた頃に。程よい焦げ目を付けてね。具はなにを載せようか?サーモン、舞茸、牡蠣あたりかな。そうそう、数種類のシュレッドチーズをたっぷり載せて。