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8代目モデルの登場 「ICEの5」と「電気のi5」
BMW5シリーズといえば、プレミアム・ミドルクラスセダンの象徴的なモデルだ。長年、メルセデス・ベンツEクラス、アウディA6と覇権を競い合っている。
初代5シリーズのデビューは1972年。以来、代を重ねて今回の新型が8代目となる。モデルチェンジは7年ぶりとなる。まずはセダンから。いずれ本国でもツーリングワゴンボディが追加されるだろう。
新型5シリーズの特徴は、ICE(内燃機関)を積む5シリーズと、電気自動車のi5シリーズが同じボディでラインアップされたことだ。
ラインアップは
B48型2.0L直4ターボ+48Vマイルドハイブリッドシステム(システムトータル出力/トルク、190ps/310Nm)を搭載する
BMW523i Exclusive:798万円
BMW523i M Sport:868万円
B47型2/0L直4ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッドシステム(システムトータル出力/トルク197ps/400Nm)を搭載する
BMW523d xDrive(4WD):918万円
電気自動車(最高出力/トルク、340ps/430Nm)の
BMW i5 eDrive40 Excellence:998万円
BMW i5 eDrive40 M Sport:998万円
電気自動車(最高出力/トルク、601ps/820Nm)の
BMW i5 M60 xDrive(4WD):1548万円
電気自動車(BEV)のi5については
バッテリー容量:81.2kWh
航続距離
BMW i5 eDrive40:477-582km
BMW i5 M60:455-582km
となっている。
ボディサイズと価格は?
ボディサイズは新型BMW5シリーズ
全長×全幅×全高:5060mm×1900mm×1515mm
ホイールベース:2995mmで
前型BMW5シリーズが
全長×全幅×全高:4975mm×1870mm×1480mm
ホイールベース:2975mm
なので、新型は85mm長く30mm広く35mm高い
ホイールベースは20mm長くなっている。
ちなみに、メルセデス・ベンツEクラスは
全長×全幅×全高:4940mm×1850mm×1455mm
ホイールベース:2940mm
だから、新型5シリーズの方が120mm長く、50mm幅広く60mm高い。ホイールベースは55mm長い。
アウディA6
全長×全幅×全高:4940mm×1885mm×1430mm
ホイールベース:2925mm
だから、新型5シリーズの方が120mm長く、15mm幅広く85mm高い。ホイールベースは70mm長い。
価格は
前型BMW523i Mスポーツが852万円
新型BMW523i Mスポーツが868万円
前型BMW523d xDrive Mスポーツが892万円
新型BMW523d xDrive Mスポーツが918万円
だから、進化の度合い、サイズアップを考えると価格据え置きと言っていい。
また、新型5シリーズは、BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能が搭載された。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」は、高速道路での渋滞時にドライバーがある一定の条件下でステアリングから手を離しての走行が可能だ。