ドリキン土屋圭市もAE86でゲスト参加! WRCを戦ったグループAインプレッサWRXも走る!! 走って遊べてキャンプもできる『群サイBIGMEET』

2023年7月 29日(土)、群馬サイクルスポーツセンター(群馬県利根郡みなかみ町)にて『群サイBIGMEET』が開催された。このイベントは国内外で活躍するラリードライバー新井大輝選手が主催する、クルマを楽しむためのイベントで、当日は200台以上が集結した。その様子をレポートしよう。
REPORT&PHOTO:橘 祐一(TACHIBANA Yuichi)

『群サイBIGMEET』ってなに?
走行会とミーティングとさらにキャンプまで楽しめる!

群馬サイクルスポーツセンターは新井選手が自分の庭だと言うほど走り込んだ馴染みの深い場所。この場所でクルマ好きの仲間たちと楽しく過ごしたいと2021年の冬(!)に第1回が開催されたイベントだ。

日本全国から200台以上が参加。幅広い車種と幅広い年齢層の参加者が暑い群馬の1日を熱く過ごすことができた。

走行会に参加者は、敷地内の6kmのサーキットコースを走り放題! さらには多目的広場ではドリフト走行も楽しんでいた。
また、ミーティングの参加者もこのコースでのパレードランを体験でき、走りたい人も、そうでない人も楽しめる内容になっていた。

走行会のスタート。

ミーティング参加車両は懐かしい旧車や希少車、痛車など様々なジャンルのクルマが集まり、それぞれのオーナーが交流。特に80年代〜90年代のネオヒストリック車が多く見受けられた。

ランエボだけじゃない! 三菱のスーパー4WDスポーツ、GTOも見ることができた。
絶版後に人気が再燃したアルシオーネSVXが複数台集まるのはとてもレアケースだ。

また、会場内にはパーツメーカーや自動車ディーラーのブース、飲食店なども出展。さらにはキャンプスペースも用意されるなど、付き添いできた家族みんなが楽しめるようなイベントとなっていた。

群馬サイクルスポーツセンターはキャンプもできる。キャンプエリアは2022年11月にオープンした新たなエリアだ。
テントを張って楽しむイベントはまるで“フェス”! デイイベントの後はキャンプで宴に突入!

“ドリキン”土屋圭市がサプライズゲストで登場!
AE86とグループAインプレッサ、プジョー208ラリーが走る!

主催の新井大樹選手。
ゲストの久保凛太郎選手。

当日はゲストとしてスーパーGTなどで活躍する久保凛太郎選手が登場。新井選手との息の合った掛け合いが会場を一層盛り上げていた。
また、シークレットゲストとして、この群サイとも関わりの深い土屋圭市氏が登場。AE86スプリンタートレノでパレードランに参加した。

サプライズゲストの“ドリキン“こと土屋圭市氏。パレードランではAhead Motor ServiceのデモカーであるAE86をドライブした。

新井選手はグループAカーのGC8インプレッサWRXをドライブし、その後に200台以上の参加車両が続くと言う、豪華なパレードランになった。

土屋圭市氏のAE86を先頭に、新井選手がステアリングを握るグループAインプレッサが続くパレードランは200台以上が参加した。

イベント後半には新井選手によるデモンストレーションランが開催され、A.J.R.Tから参戦中のプジョー208ラリー4でサーキットコースを疾走。本物の迫力にギャラリーは大興奮。

ラリージャパンにも参戦していたあのプジョー208ラリー4を新井選手本人がデモラン。迫力ある姿とサウンドに酔いしれた。

さらに新井選手はGC8インプレッサWRXに乗り換えてコースインしたもののいつまで経っても戻ってこず、会場全体が心配に包まれた頃、コース中盤でガス欠していたことがアナウンスされ、会場内が笑いに包まれた。その後、新井選手は数キロ歩いて戻ってきた。

参加者とプロレーサー、ラリードライバーが
ヘンテコ自転車レースでガチンコ対決!

イベントのクライマックスは変わり種自転車によるレース。

イベントのラストを飾るのは、群馬サイクルスポーツセンターらしく、変わり種自転車によるレース。新井選手、久保選手の参加はもちろん、協賛メーカーの方々と一般参加者がヘンテコ自転車で本気で競い合った。本気で勝ちに行った新井選手の姿には、賞賛と共に大人気ないとの声も(笑)。

どんな車両でも本気で乗る新井選手に大きな声援が。

参加者も主催者も、ヘトヘトになるまで楽しんだイベントは、最後までトラブルや事故もなく終了した。次回は参加者からの要望があったドライビング講習会など、さらに楽しめるような企画を考えているとのことだ。

大きなトラブルもなく無事にイベントは終了。クルマ好きの大人の文化祭・体育祭として、これからも定期的に開催する予定。興味があればX(Twitter)オフィシャルアカウントをチェック。

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著者プロフィール

橘祐一 近影

橘祐一

神奈川県川崎市出身。雑誌編集者からフリーランスカメラマンを経て、現在はライター業がメイン。360ccの軽…