「ALL4」が魅せる圧倒的オフロード走破性
スコットランドのハイランド地方は大自然のワンダーランド。訪れる人々の多くを魅了している。特徴的なピラミッド型をした標高約1,000メートルのマンロス山と呼ばれる山々の間には、歴史に彩られたこの地域の太古の岩に深く食い込む川や湖が繰り返し流れている。MINIは、この広大なワールドで、冒険心をくすぐる第3世代のMINIカントリーマンのチャレンジングなテストドライブを実施した。
ツアーはスターリングの小さな町からスタートした。新型カントリーマンは、スコットランドで最大かつ最も重要な城のひとつであるスターリング城のキャッスルヒルを脇目に北上し、鬱蒼とした森と紺碧の湖に沿って小さな村ミッド・リックスへ向かった。今回のテスト車両の足回り装備は、2×5本の極太スポークホイールとグラベルタイヤを装着し、本気のオフロード仕様となっている。
新型カントリーマンのSUVルックスは、スコットランドの手つかずの風景に完璧にマッチし、ドライバーの冒険心を湧かせてくれる。今回のテスト車両は、ハイパフォーマンス仕様の「ALL4」と呼ばれる四輪駆動モデルだ。MINIブランド初の、完全電動&四輪駆動モデルとして、フロントとリアに1つずつ電気モーターを搭載している。最高出力317馬力という強力な出力で悪路もものともしないアクティブなドライブを楽しむことができる。
新型カントリーマンは、ジェームズ・ボンド主演の映画『007 スカイフォール』でも使用された、スコットランドで最も難易度の高いホワイトウォーター・カヤックのルートのひとつ「エティヴ川」も見事に走破し、そのワインディング性能の説得力をより確かなものにした。